ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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演劇部の県大会「第57回石川県高校演劇合同発表会」を、野々市町文化会館フォルテに観に行く。オリジナル台本作成の段階から助言をしていたので、生徒に、是非、見に来て下さいと頼まれていたのである。往復入れて約2時間の外出。 夏休みの部の大会を観に行くだけでも、臨時外出簿に記入の上、許可がいる。「万一、事故があった場合は、その場で年休扱いに変更するので、そのつもりで。」と釘を刺される。生徒の大事な発表を観に行って、感想を言ってあげる、それだけで値千金のコミュニケーションがとれる。教員として根っこの仕事のような気がするのだが。 教員は、学校にいるのが当たり前、お前は好きで職場から離れる、それを許可するのだというようなお役所発想の匂いがする。私用の外出と同じ扱いなのが腑に落ちない。 実際、会場に来ていた先生は、演劇部顧問と取材の新聞部顧問以外ゼロ。どうも、出ようという気が起きにくい雰囲気になってしまっているようだ。 教員を、役人と同じ枠組みの中に押し込めようとしても、絶対、はみ出る部分があるんじゃないでしょうか。でも、今や、机に向かってパソコン打つような仕事こそ仕事、イベントの企画運営がうまい人が、できる教員なのでしょう。どんどんビジネスライクになって、どんどん生徒との付き合いがなくなって、それを、公務員規律の遵守やカウンセリング制度などの「システム」の充実で乗り切ろうとする。 台所のナベに火が入って、まず、ガスの元栓締めればいいのに、慌てて消化器の使用説明書読んでいるのが今の教育のような気がしてなりません。 教育って、根っこは、もっと、すごくシンプルなものだと思います。
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