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ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。

 内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。

 

・XP終了に伴い、この日誌の更新ができなくなりました。この日誌の部分は、別のブログに移動します。アドレスは下記です。

 

エキサイトブログ 「金沢日和下駄〜ものぐさ〜」
           
http://hiyorigeta.exblog.jp/

 2005年09月30日
  修辞の話からスカートの話になりました 瀬戸賢一「日本語のレトリックー文章表現の技法ー」(岩波ジュニア新書)を読む

 私の学生時代に出始めた岩波ジュニア新書。当時は、ジュニアなんて言葉のついた本なんて読むもんか!という気分で毛嫌いしていたのだけれど、今は、専門家が、各分野を分かりやすくかみ砕いて書いてあって、岩波新書を読む前に、このシリーズでいいのなかったかなと探す有様。茨木のり子「詩のこころを読む」なんて、彼女の代表作である。
  この商売やっている割には、「レトリック」についてまとまったものを読んだことがなかったので、これにした。入門編としてちょうどよい。
 この本では、大きく分けて、

 1「意味のレトリック」。
 2「形のレトリック」。
 3「構成のレトリック」

の三つの分野、合計三十の修辞法を紹介している。名作・話題作を引用しながら、ゆったりと解説しているので、実に分かりやすい。四つほどご紹介。

 

「共感覚法(シネスシージア)」(五感間で表現をやりとりする方法。例…暖かい色)
「緩叙法(マイオーシス)」(控えめな言い回しでかえって強い意味を示す方法。例…好意をもっています))
「曲言法(ライトティーズ)」(反対の表現を否定することで強く表現する方法。例…安い買い物ではなかった)
「撞着法(オクシロモン)」(反対の意味を組み合わせる方法。例…公然の秘密)

 

難しい専門用語だが、解説・用例を読むと、「なんだ、普段、意識もせずに書いていることじゃないか。」と思うものばかりであった。ラベルだけがやたら難解である。
 もうひとつ、「くびき法(ジューグマ)」というのは、ひとつの表現を二つの意味で使う方法。
 代表例は「スカートとスピーチは短いほうがいい。」という有名なやつ。
 ウエイトのかかっているスピーチのほうは「時間」的なもので、ちょっとエッチでユーモアを添えているスカートのほうは「空間」的なもの。この、本来ずれている多義的な意味を一つにしてしまうやり方である。
 ここでも紹介されているけど、このことわざ(?)にはオチがある。
「もちろん、ない方がもっといい。」

 

 中年のおっさんは、そこで、本を措いて、スカートを穿いていない女性を想像する。パンツは肌色パンストで隠れ、上着の裾がぴらぴらしている。いかにも舞台裏という感じではしたないだけ。どっちがいいかと聞かれれば、やっぱり穿いていてもらったほうがいいなあ。そっちのほうが色気を感ずる。脱ぐ色気でなく、着衣の着こなしから漂う色気。
 ただし、やっぱりスカートは「短く」ね。
 もちろん、「スピーチ」のほうは、「短い」より「ないほう」に賛成です。

 

[1] 

お願い

 この日記には教育についてのコメントが出てきます。時に辛口のことも多いのですが、これは、あくまでも個人的な感想であり、よりよい教育への提言でもあります。守秘義務や中傷にならないよう配慮しているつもりです。 もし、問題になりそうな部分がありましたら、メールにてお知らせください。

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