ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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先日、YAHOOニュースで「加賀梅酒、二社も追従」という記事をみて、初めて、清酒「萬歳楽」の小堀酒造が「加賀梅酒」という商品を出していることを知った。全国発信で追従のニュースを流すくらいだから、中央ではかなり有名なもののようだ。ちょっと注意してみると、日本経済新聞などにも取り上げられ、加賀の名物として、お酒の人気ランキングの上位に食い込んでいる。特に東京の地酒好きの連中に人気沸騰、現在、手に入りにくい状態らしい。 どうやら日本酒で漬けた梅酒らしいのだが、地元では見たこともないし、話題にもなっていない。私の周りに知っていた人はいなかった。 ただ、それで思い出した。先日、スーパーで、梅酒からあげたシワシワ古梅が麗々しく置いてあって、袋に小堀酒造と書いてあった。「蔵元が何で梅なんだろう?」と、ちょっとあの時訝ったのだった。これで話がつながった。製品は地元を飛び越えて、副産物のほうを地元で売っているのである。 地元で評判をとって、じわじわ全国に浸透していったのではない。東京だけで有名な地域の名物。 こうしたことは、情報化が進んだ現代ならではの現象だ。人工的な、言い換えれば、情報操作的な結果の出来事で、そこには、どうしたら売れるか、誰かしかけを考えた者ががいたはずである。 中央でメジャーになればこっちのもの。いずれ地元でも舞い降りるような形で有名になるだろう。 さて、オープン一周年の金沢21世紀美術館。大繁盛である。でも、この盛況も、ちょっと作られたものという気がしないでもない。(つづく)
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