ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
・XP終了に伴い、この日誌の更新ができなくなりました。この日誌の部分は、別のブログに移動します。アドレスは下記です。
エキサイトブログ 「金沢日和下駄〜ものぐさ〜」 http://hiyorigeta.exblog.jp/
先日、振替休日で平日が休みになった。この仕事でめったにないことである。 いつもいくジムでは、プールと機械ばかりで、夜のスタジオプログラムは、エアロビやジャズダンスなど私には無理なものばかりだった。 この日、午前中に、体のバランスを整える痛みのある人向きの「操体法」というプログラムがあって、以前から気になっていたので、初参加した。実は、スタジオデビューである。 予約が必要なほどの人気メニューで、参加者は高齢のご婦人ばかり。男性は六十がらみの方がもう一人いるだけだった。ご婦人方に隅を陣取られ、中央最前列、インストラクターの真ん前に座って、目の前の全面鏡を見た段階で、もう異様に浮いていることに気づいた。このご主人、まだお若いのに、なんでこんな真っ昼間、ここにいるのかしら?という視線。 無理して曲げるのではなく、左右どちらかやりやすい方だけすればよい、違和感のあるほうはしなくていいのですというのが基本的なスタンス。人間の基本的な動きを、ゆっくり体の左右を意識しながらしているだけで、エキササイズの中でもっとも運動量のない部類である。でも、それなりに腰は使っていて、腰に優しく、且つ有効そうだ。ちょっといいかもしれない。 眠くなった人は寝てもかまいませんといっていたが、本当に、うつ伏せになって足を腰のほうにあげるイモリのような姿勢などをこなしていると眠たくなってきて、「体を起こして。」という指示に従うのが面倒くさくなってくる。間合いも異常に長い。本当にゆっくりとしている。 とろんとしながら終わり、誰もいない風呂に入る。ちょっとぬるいが、昼なので、お湯がきれいなのがいい。ちゃぽちゃぽという水の音だけが聞こえ、かすかに幼児プールプログラムの黄色い声が聞こえてくる。 長々湯船につかっていると、毒素が抜けていくような気がする。ああ、こんな感じ、一週間に一度くらい実感できたら、体に優しいなあ、ストレスなくなるだろうなあとぼんやり思う。 なんだか、このまま、毎日、昼風呂に入っていたいという欲望に駆られたが、もし本当に実行したら、間違いなく馘首である。
|
|
お願い
この日記には教育についてのコメントが出てきます。時に辛口のことも多いのですが、これは、あくまでも個人的な感想であり、よりよい教育への提言でもあります。守秘義務や中傷にならないよう配慮しているつもりです。 もし、問題になりそうな部分がありましたら、メールにてお知らせください。
感想をお寄せください。この「ものぐさ」のフォームは、コメントやトラックバックがあるブログ形式を採っておりません。ご面倒でも、左の運営者紹介BOXにあるアドレスを利用下さい。
(マイノートパソコンと今は無き時計 2005.6 リコー キャプリオGX8)
|