ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
・XP終了に伴い、この日誌の更新ができなくなりました。この日誌の部分は、別のブログに移動します。アドレスは下記です。
エキサイトブログ 「金沢日和下駄〜ものぐさ〜」 http://hiyorigeta.exblog.jp/
撮影が終わっても、そこからまた待たされて、深更にずれ込んでようやく始まったミニコンサート。 長々カンヅメになっていたので、帰りたかったのですが、ほとんどの人は残っていました。そこにいた男の子たちは、色々命令されて苦労している知世ちゃんが可哀想でならず、ガラガラだと彼女がショックを受けるだろうと、彼女のために残ったのです。その頃には、ファンの心理を利用され、タダでいいように使われたことにみんな気がついていました。 コンサートとは名ばかりの、短いトークと数曲が終わりました。疲れた気持ちで無料エキストラたちは黙々と会場を後にしました。今から思うと、本当にみんな純真で可愛い男の子たちだったのです。 その映画、「愛情物語」と言います。招待券ひとつくれなかったので、ちゃんとお金払ってロードショウで観ました。問題のコンサートシーンは冒頭。観客がさっと立って拍手を贈る、別角度でパッパッと何カットか。それで終わりでした。前列の私が写っていたかどうかさえも速すぎて判らずじまい。 確かダンサーを目指す孤児の話でしたが、ヒット映画「フラッシュダンス」の二匹目の泥鰌なのか、ミステリーなのか、シリアスものなのか、何とも芯の定まらぬ駄作でした。場数を踏んでいない素人監督の責任です。 せめていい映画だったらと一縷の望みを託しての鑑賞だっただけに、完全に願いは打ち砕かれました。今では、私の心に隠匿作用が起こっているようで、映画のタイトルさえ思い出さず、この文章を書くためにネットで調べてようやく判ったくらいです。後の角川春樹作品「天と地と」も、お金をかけただけのスペクタクル映画で、大味でした。 日本映画に対し、まず眉に唾を塗って、よほど評判のいい映画しか観なくなったのは、これ以来のことです。
|
|
お願い
この日記には教育についてのコメントが出てきます。時に辛口のことも多いのですが、これは、あくまでも個人的な感想であり、よりよい教育への提言でもあります。守秘義務や中傷にならないよう配慮しているつもりです。 もし、問題になりそうな部分がありましたら、メールにてお知らせください。
感想をお寄せください。この「ものぐさ」のフォームは、コメントやトラックバックがあるブログ形式を採っておりません。ご面倒でも、左の運営者紹介BOXにあるアドレスを利用下さい。
(マイノートパソコンと今は無き時計 2005.6 リコー キャプリオGX8)
|