ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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父が入院中に思ったことを幾つか書いておきたい。 今の医療は、患者が全快しなくても、症状が安定すると、三か月を目途に退院を勧める。自宅がバリアフリーではなく自宅介護が無理な家庭は、その次の行き先を探すしかない。それも、症状により色々なタイプの受け入れ先が考えられる。 昨夏、父の症状が安定していた時、病院から退院を勧告された。そこで、ケアマネージャーさんと連絡を取りあいながら、大慌てでいくつか施設を見てまわった。 老人病院は、看護師数が絶対的に少なく、寝たきり医療に近い印象で、細やさに欠ける印象だった。また、町に近く利便性のよい特別養護老人ホームはいい感じだったのだが、そういうところは何百人待ちの状態で、いつ順番が回ってくるのか判らない。そもそも、そこまで患者の命がもつのかと、ちょっと情けなくなった。 介護保険法が出来てそれなりにたつ。「医療」と「老人福祉」は、本来、表裏一体のはずだが、うまく連動していない印象がある。昨年より動き出した「後期高齢者福祉制度」も大不評で、手直しが必至の情勢だ。なにはなくとも、福祉と医療だけは、人が死ぬまでスムーズな形でフォローしてもらいたい。自分の老・死に関して、人に迷惑をかけたくないと思うのは人情。今の医療は「工事中」で路面がデコボコしているような気がしてならなかった。
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(マイノートパソコンと今は無き時計 2005.6 リコー キャプリオGX8)
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