ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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ここのところ、夜行急行「能登」と寝台特急「北陸」が廃止されるということで、地元でも話題になっていた。昨夜が最終で、両車両が並んで止まっている絵柄が撮れるので、金沢駅は大フィーバーだったようだ。民放が全国ニュースの途中で生中継を入れるという異例な扱いで放映して、一部始終を家に居ながらに見ることが出来た。「撮り鉄」と呼ばれる一部鉄道ファンのマナーが問題視されていたが、映像で見る限り大きな混乱もなく、静かに出発していった。 「能登」は最後の肌色国鉄色のボンネット型だそうで、ある程度の年齢の人は「こだま」型として、特急といえばこれを思い出す。「北陸」のほうは、今や絶滅危惧種になっているブルートレイン。東京〜金沢間の距離が短く、朝早く着きすぎても意味がないため、急行とほとんど変わらない時間をかけて走る遅い特急列車として有名であった。 「能登」は、昔、寝台車に自由席が数両付く編成だった。三段向かい合わせ六人で一ボックスのB寝台。一番上はほとんど天井に近く、結構、揺れる。ガタガタ音もうるさくて、寝れずに閉口だった。それに学生さんだったので時間はあり、無理に夜行でいく意味がなく、ほとんど日中の特急「白山」を利用した。信越経由で七時間。当時、帰省は一日仕事だった。寝台は料金も高く、「能登」号は、急行自由席で東京にいけるという低料金がなによりの魅力だった。もちろん、「北陸」の特急寝台なんで高嶺の花。学生さんが乗る列車ではなかった。そんなイメージがこの二台にはある。 その安料金の魅力は夜行バスが奪った。その上、上越新幹線開通以来、特急「はくたか」+「新幹線」がメインルートとなって、早朝出立すれば、日帰り可能となって、両号とも利用価値が減じた。(つづく)
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