ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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四月に大手量販店で背広を買った。二着で幾らのつり下げ品。その値段で一着としても充分安い部類。 我が商売、背広は作業着のようなもの。安物で充分と割り切って購入。同じものを着続けるのもなんだから、枚数を増やしただけ。 家でまじまじと見るにつけ、もうギリギリという代物である。これ以上縫製を省略すると崩れるのではないかという程。襟もしっかり折ってないので下ボタンあたりで浮く。何にもまして生地の薄いこと薄いこと。よく言えば、クールビズ? 「安物買いの銭失い」という言葉がある。おそらくこの背広はその部類。そんなにもつまい。着ている時間をトータルすると、コストパフォーマンスはよくないかもしれない。 それぞれの製品に、ここまでは銭失い、これ以上になると、必要充分となって長くもつようになるという閾値がある気がする。 例えば、ズボンのベルト。表面が皮革でも、裏が人工皮革だと、結局そこから傷んできて早く捨てねばならなくなる。せっかくの表がまだ大丈夫でも使えない。それに気づいてからは、少しばかりお金を出して裏地もしっかりしているものを買うことにした。それで、一気に長持ちするはず(?)である。 具体的に言うと、千円ものはダメだが、裏地も皮革なら三千円〜四千円くらいだせば、それなりのものが手に入る。上を見ればきりがないが、上は大抵ブランド代が入ってくる。そんなものも、リッチ気分用として一本持っていればいいが、あとは必要充分・質実剛健のものがいい。 つり下げ背広は、一万円台のものはすぐにみすぼらしくなるが、三万円だせば、生地や縫製もそれなりのものが手に入る。そのあたりが仕切り値か。 贅沢したい訳でなし、かといって銭失いになりたくもなし。それぞれの品物別の傷み具合が判ってくると、どれほどのものを買えば、一番いいか、どことなく判ってくる。どうでもいいようなことだけど、こんなのも歳をとったから判ること。 それにしても、大の男は、ネクタイ、タイピン、ベルト、平均どのくらい持っているものだろう。ネクタイは従兄弟・父の形見分けで結構手元にある。ネクタイピンも十個以上ある。多いのやらそんなものなのやら。面倒くさい嫌な服飾で、仕事をリタイヤしたら使わなくなる忌まわしいものだけど、もう少し、首を絞め(?)ねばならぬ。
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