総計: 4360616  今日: 222  昨日: 502       Home Search SiteMap Admin Page
  日本近代文学論究
耽美派(潤一郎・荷風)
ベストセラー論
金沢・石川の文学
近現代文学
書評・同人誌評
劇評「私のかあてんこおる」
エッセイ・コラム
ものぐさ
パラサイト
<<前月 次月>>

2011年06月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

 カメラ道楽 
 アイラブJAZZ 
 オ−ディオ帰り新参 
 2004年
11月〜12月
 2005年
1月〜2月
3月〜4月
5月〜6月
7月〜8月
9月〜10月
11月〜12月
 2006年
1月〜2月
3月〜4月
5月〜6月
7月〜8月
9月〜10月
11月〜12月
 2007年
1月〜2月
3月〜4月
5月〜6月
7月〜8月
9月〜10月
11月〜12月
 2008年
1月〜2月
3月〜4月
5月〜6月
7月〜8月
9月〜10月
11月〜12月
 2009年
1月〜2月
3月〜4月
5月〜6月
7月〜8月
9月〜10月
11月〜12月
 2010年
1月〜2月
3月〜4月
7月〜8月
5月〜6月
9月〜10月
11月〜12月
 2011年
1月〜2月
3月〜4月
5月〜6月
7月〜8月
9月〜10月
11月〜12月
 2012年
1月〜4月
5月〜8月
9月〜12月
 2013年
1月〜4月
5月〜8月
9月〜12月
 2014年
1月〜3月

ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。

 内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。

 

・XP終了に伴い、この日誌の更新ができなくなりました。この日誌の部分は、別のブログに移動します。アドレスは下記です。

 

エキサイトブログ 「金沢日和下駄〜ものぐさ〜」
           
http://hiyorigeta.exblog.jp/

 2011年06月07日
  レイ・ブライアント死去
 レイ・ブライアントが2日に亡くなっていたことを知る。黒人ピアノ奏者では、故ケニー・ドリューとならんで、マイ・フェイバリット・ピアニストの一人であった。
 初期の頃、ブレスティッジ他に好盤があるが、彼を一躍有名にしたのは、一九七二年のモントルーでのソロ・パフォーマンス。オスカー・ピーターソンの代役だったが、聴衆をぐいぐいと乗せて、一躍、人気ピアニストの仲間入りを果たしたのは有名な話。私はその二年後からジャズを聞き始めたから、オンタイムでは知らない。
  彼の奏法は、なんといっても左手が強力。しっかり安定したリズムキープができるので、長いソロでもビクともしない。ストライド奏法も得意。ソウルフルでゴスペルの影響も強く、彼のアーシーで骨太の演奏を聞くと、瞬間、黒人奏者だと判る。
  個人的には、当時、小山氏がプロデュースしていたエマーシー・レーベル時代の「トリオ・トゥディ87」がお気に入り。「100フィンガーズ・コンサート」で生演奏も聴いたことがある。日本にファンが多く、来日もかなりの回数になるはずである。
 曲作りも巧み。「グバノチャント」など印象深いメロディで、誰でもすぐに耳に馴染む。古いスタンダード「ゴールデン・イヤリングス」は彼の十八番。最近、活動を聞かないなと思っていた。記事に「病気療養中のところ」とあるが、詳細は書かれていない。どんなご病気だったのか。
 そういえば、ジョージ・シアリングが今年2月に死去したばかり。彼作の「バードランドの子守歌」は好きな曲トップテンに入る愛聴曲だった。メル・トーメとのライブ・アルバム(コンコード)は二枚ともお気に入り。
 モダン・ジャズの歴史を飾るピアニストがここ十年ほどで相次いで亡くなっている。スリーサウンズのジーン・ハリスは2000年1月、ジョン・ルイスは2001年3月、トミー・フラナガンは同年11月、ローランド・ハナは2002年11月、マル・ウォドロンが同年12月。このあたりで相次いで有名どころが亡くなっていることがわかる。
 デューク・ジョーダンは2006年8月、オスカー・ピーターソンは翌年12月、ハンク・ジョーンズが昨年5月亡くなったのは記憶に新しいところ。
 七〇年代、若手のホープはキース・チック・ハービーの御三家、マッコイあたりだった。今や、キース六十六歳、チック七十歳、ハービー七十一歳、マッコイ七十三歳。最早、大ベテランの域である。六十年代から活躍していたドン・フリードマンになると既に御年七十六歳、中堅のイメージの強いケニー・バロンでさえもう六十八歳である。
  新作を楽しみにするピアニストがどんどん減って寂しい限り。今は、チックが、ポール・モチアン、エディ・ゴメスを従えたエバンス・トリビュートのライブ・アルバムを予約中。
[1] 

お願い

 この日記には教育についてのコメントが出てきます。時に辛口のことも多いのですが、これは、あくまでも個人的な感想であり、よりよい教育への提言でもあります。守秘義務や中傷にならないよう配慮しているつもりです。 もし、問題になりそうな部分がありましたら、メールにてお知らせください。

  感想をお寄せください。この「ものぐさ」のフォームは、コメントやトラックバックがあるブログ形式を採っておりません。ご面倒でも、左の運営者紹介BOXにあるアドレスを利用下さい。

 

(マイノートパソコンと今は無き時計 2005.6 リコー キャプリオGX8)

 

 

 

 

Yahoo! JAPAN
Toshitatsu Tanabe Copyright(C)2004
EasyMagic Copyright (C) 2003 LantechSoftware Co.,Ltd.
All rights reserved.