ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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2010年04月06日 :: 微妙に満開未満 |
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今日、金沢の桜が満開だと気象台から発表になった。ところが、私の目にする桜はすべて微妙に満開ではない。一二日早い感じ。 金沢の気象台は長く金沢市の繁華街からほど遠からぬ野町にあって、我々旧市街地住人の感覚とズレを感じたことはなかったが、駅西地区に移転して以来、常にちょっと「暖かめ」の数値で発表となっている。 例えば、積雪も「十数センチ」くらいかなと思っていると「数センチ」という発表で、どう見てもそんなに少なくない。場所が海に近いのでそういうことになった。金沢の桜と言えば兼六園なのだが、「金沢の桜」と「兼六園の桜」が微妙に違っている。近代化のために移転は仕方がないことだったのだろうが、旧市街人としては、ぴったり感がなくなって少々残念である。 最近の地元ニュース。明治二十九年開所という由緒ある輪島測候所が、今年限りで無人化され、人手がかかる草花観測などは終止符を打つこととなった。これもハイテク集約の流れで、全国の測候所が消滅している一環。 今の世、何事もそうなっているが、ハイテク社会は、人間の「実感」からどんどん離れてしまう結果になっているようだ。 最後に小ネタを。 輪島出身で学生時代に東京で嫁さんを見つけた人が、その折、女性の両親から反対されたという。娘をそんな寒いところへ行かせるわけに行かないというのである。よく話を聞くと、気象予報で「輪島の上空○○キロには、マイナス四十度の寒波が居座って〜」などというのを聞き続けて、余程寒いところだと思ったらしい。もちろん、娘さんが嫁するところは「上空」ではありません。これ、愚妻から聞いた話。実話だという。実によく出来ている。
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