ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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2010年04月29日 :: 漢字書きになった野々市市 |
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数年前のこと。定頼中納言が親の七光りだと小式部内侍をからかった時、「大江山いくのの道の」と即座に詠み掛けたという有名な「十訓抄」の話を授業でした。 どのあたりにあるのか説明しようとインターネットで地図を調べた。京都から丹後地方あたりの中地域地図。「いくのの道」の「生野」は、今、福知山市の一部になっているようだ。そこまではよかったのだが、その地図の線路に「北近畿タンゴ鉄道株式会社」と書いてあったのを見つけ驚いた。「丹後」が片仮名書きである。便宜的なものかと思い、この会社のWEBサイトに行ったが、どうやら正式な名称のようだ。 第三セクターの会社で、福知山と宮津を結ぶ「宮福線」と、舞鶴から宮津を経て兵庫県豊岡までを結ぶ「宮津線」の二線を運営している。それにしても、なぜ片仮名なのか。ダンス音楽としか思えず、激しく違和感を持った。片仮名にする意味が判らない。 以前にも書いたが、レストランの入り口に順番待ちの記名版があって、片仮名で名前を書けというところが多い。あれを見ると、田辺や田中などという小学校低学年の字まで片仮名で書かねばならない理不尽さを感じて気分が悪くなって、「そんな漢字も読めない店員さんをお雇いですか。」と嫌みの一つも言いたくなるではないか。この「タンゴ」にもそれと同じような過剰な配慮を感ずる。(つづく)
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