ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』な らぬ「ものぐさ」です。
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2005年09月12日 :: 全部観終わって 映画「スターウォーズ」完結。 |
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遅ればせながら、代休を利用し、平日に「スターウォーズ エピソードV シスの復讐」を観た。もはやガラガラ。勿論、座布団持参である。シネコンの座席は、ちょっと、ふかふかタイプで、腰痛持ちには不適だった。 2002年夏に前作「エピソードU クローンの攻撃」を観た。その時、最終作の2005年公開が予告されていた。まだまだ先の話だと思っていたが、その2005年があっという間にきた。間に発病・手術などが入り、人生が止まっていたので、映画館に足を運んだのは、三年ぶりのことになる。結局、この四半世紀で、六作、それに「リマスター版」にも足を運んで、すべてロードショーで観たことになる。
「スターウォーズ」(後「エピソードW 新たなる希望」と命名)の日本公開は1978年夏のこと。「謎の円盤UFO」「宇宙大作戦(スタートレック)」「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」も大好きな、どこにでもいる青年だった私も、当然、観に行った。ラストの戦闘シーンが血湧き肉躍る大活劇で、昂奮したことを覚えている。1980年公開「エピソードX 帝国の逆襲」も、うまく話をつないで、次回作を期待させた。 それから3年、心待ちにして「エピソードY ジェダイの復讐(帰還)」(1983)を観に行った。しかし、シリーズ全体の壮大な展開の中で、どうもチマチマとしたエピソードで話が進んでいき、最後は、あざといまでの大団円。かなり、がっかりした覚えがある。 当初、十数作作るとアナウンスがあり、壮大な計画だと感心した覚えがあったので、こんなに話をまとめては次につながらない、腹づもりを変更して、さっさと終わってしまったのだと思っていた。そこで、「T」〜「V」の製作話が聞こえてきた時、それじゃあ、「Y」の終わり方は、後で禍根をのこすのではないかと思った。 (註…今色々調べると、巨編映画はもう作らないが、他の手法で「Z」以下をつくる可能性はあるらしい。)
今回の「V」。ヤングスカイウォーカー、アナキンが、ダークサイドに堕ちていくまでを描くのがストーリーの中心だということ、共和国議長が、実は敵側の皇帝であることも見えていたので、それだけでは、サプライズがなく、観客を満足させない。それに、四半世紀前公開の「W」に話をつなげるという大事な役目もある。そうした意味で、前も後も固定されているブリッジのような役目を負った作品で、こんな形の映画は史上初ではないだろうかと思ったが、どうだろう。かつて、「ゴッドファーザー」が、本編の大成功の後、そこに到るまでの前日談(?)を作ったことがあるが、今回は前後とも固定なのだから大変である。 そうした制作上の制限を、どうクリアしたかという興味で観たのだが、結論から言うと、なかなか気を遣って、うまく出来ていると感じた。(つづく)
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