ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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2005年10月31日 :: ふらっとバス初乗車 |
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予報が外れて、秋晴れの昨日、義妹の出演する民謡の発表会が金沢厚生年金会館大ホールであった。実家に車を停め、少し歩いて、「ふらっとバス」で会場に向う。 このミニバス、バス会社の路線の合間を縫うように走る市営のコミューターバスで、菊川コースは、繁華街と犀川右岸・小立野地区を時計と逆回りで周回する。我が家は路線と離れているので、これまで利用したことがなかった。今回、これに乗るのも半分楽しみの秋の町中散歩。 私鉄の路線バスとは違う小さなバス。十人も乗ったら満員の圧縮された空間。相乗りの感じとでもいえばいいか。向かいの客一人一人の様子がよくわかる。そこが新鮮だった。 買い物の足がわりに使っている老人や体の不自由な人がやはり多い。でも、キャピキャピ・ギャル(古!)も結構乗ってくる。真ん中がいない。 「寺町台地のほうにも導入してくれればいいのに。」と愚妻。まあ、バス会社の既得権もいろいろ絡むのだろう。 義妹が出演している踊りの演目を観てから、斜め向かいの県立美術館へ移動。このところ、毎週、どちらかの美術館に来ている。
今は、「第52回伝統産業工芸展」が開催されていて、これも職員互助会から、毎年、無料券が配布される。そのため、会場の客に見知った同業者が混じっていた。でも、正直、ちょっと見飽きている。会場をスタスタと巡り、これはと思ったのものだけに足を止める。 こんな日は、建物の中にいるより、外の太陽を浴びたほうがいい。 知らない間に、里に紅葉が下りている。落葉樹の赤、芝生の緑、石川県立歴史博物館の煉瓦色、華やかな色合いが、秋の午後の斜光を浴びて輝く。 ふらっとバスのバス停は目の前にある。一方周りしかしていないので、ちょっと遠回りになるけど、待ってバスにするか、歩いて帰るか。愚妻と協議の結果、歩くことにする。 嫁坂を下り、崖下の本多町に至る。車ではまず通らない迷路状の道。初めて通る道筋も幾つか。こんなところに小公園があるんだねぇなどと言いながら……。 実家にほど近い下菊橋を通過したのは、斜めに傾いた太陽の日差しが弱まってきた頃。 暖かい今年の秋だったが、それもそろそろ店じまいの予感を、川風は教えてくれていた。
(今日はハロウィン。先日行ったレストランのデイスプレー)
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