ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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2006年03月16日 :: 悲喜こもごも |
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昼、高校入試の合格発表があった。毎年繰り広げられる悲喜こもごもの風景。教員は遠巻きにその様子を眺める。そろそろ年度も終わる、一年たったとの感慨を抱いて……。 合格番号が書いてある板を運んでいる最中に、受験生が群がってきて危険なので、ダミーの板持ちを登場させ、そちらにひきつけておいて、その間に、反対方向から正規の板をさっと貼った時もあった。昔、そのダミー板持ちをやったことがあって、陽動作戦などという仕事は、我々の業務にはまずあり得ないことなので、そんなお先棒を担ぐのが、すごく楽しかった覚えがある。こんなのは、いつも若いもんの仕事である。 数年前、合格発表で喜ぶ様子を階上から見ていた在校生から、自然発生的に拍手が湧いたことがあった。あれは見ていて温かいものを感じて、いいなあと思い、今でもよく覚えている。 試験の時、あんなに端正で田舎臭いといえるくらいな髪型をしていてた中学生たちが、もうここで、髪留めをはずして髪をいじくっていたり、微妙に雰囲気違っているそうである。さすが生徒指導の女先生。 入ったもの勝ちとはよく言ったもので、入学後、あっという間に「今時娘」になるのが信じられないという話がよく出る。面接の時の様子をビデオで残して置いて、何かあったら、そのビデオを見せて、お前、あの時、こんなに初々しく決意表明していたではないかといってやりたいものだというのは、仲間うちでは定番の話題である。
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