ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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2006年04月16日 :: 県外へ〜岸渡川の桜を堪能する |
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どんどん行動範囲を広げようという目標を立てて、まず行こうと思ったのが、隣の富山県福岡町。ここには「ミュゼふくおかカメラ館」がある。館前の小川に桜の木が植わっていたように記憶していたので、行くのならこの時期がいいと、不安定な天気ながら出かけた。 県を越えたのは二年半ぶりである。痛み止めを飲んで、行きは運転、帰りは助手席。横になりたくなった時のためにブランケットも持参。難儀な体になってしまったものである。高速道路の運転にいたっては三年ぶりで、最初、慣れなくて、時速八十キロでもおっかなびっくりであった。 到着すると、「さくらまつり」の横断幕が眼に入る。今日、偶然に町内のお祭りをしていて、色々なイベントをしていた。その上、桜は満開。思っていた以上の本数が、岸渡川を覆うように咲き誇り、見事の一言だった。後で調べると、ここは、「桜の名所七〇〇」にも選ばれている桜の名所だという。何も知らず訪れた私にとっては嬉しい誤算だった。写真を撮ったり、休憩の白テントで軽くアルコールを嗜んだり、小舟に乗ってしばし桜の下の川下りをしたりして楽しんだ。今年はもうダメかもしれないと思っていただけに、小さな幸せを感じる。 ただ、残念だったのは、めったに見ることができないお神楽が、突然の雨で中断してしまったこと。せっかく準備して踊り始めたばかりだったので、お気の毒としかいいようがなかった。 この町は、近年、カメラ館を核に、写真による町おこしをやっていた。鯉の養殖は夙に有名で、桜も見事。しかし、昨年、高岡市に併入されてしまった。 行く前に、美味しい食事処でもないかと「福岡町」でネット検索したのだが、町役場の観光案内サイトは閉鎖されていた。合併して、もう町として単独で情報発信ができなくなったということだろう。ではと、高岡市のサイトを見たが、福岡町のことはほとんど触れられていない……。情報が減って、ちょっと中途半端な状態になっていた。 こうして、小さな町ならではの文化に触れるにつけ、この地域の独自性がなし崩し的に埋もれていくのではないかと、他県のことながら、ちょっと心配になった。(つづく)
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