ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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2007年08月15日 :: お盆休み |
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お盆、日の差す昼下がり。 リビングの冷房は、古いアパートから持ってきた六畳用なので、フル稼働しても完全に冷え切らない。そんなダルな時間は、ボサノバを流しながら、気楽なエッセイでも読んで何とか夜まで凌ぐ。 読んだのは、さくらももこ『さるのこしかけ』(集英社)『たいのおかしら』(集英社)、和田誠『似顔絵物語』(白水Uブックス)他。 ここ二年、図書館にあるさくらももこの本を、新しいものから読んでいったので、最後に初期のエッセイに辿り着いた。 いつも楽しい話のオンパレードだが、年齢を逆行する読み方をしたので、この二冊には三十歳代前半の若いももこがいるのが逆に新鮮であった。 『たいのおかしら』のほうに、姉と一緒に写っている七五三写真が掲載されている。利発そうな姉に較べ、ぽっちゃりほっぺのぼんやり丸顔で、本当に、正真正銘、「まるい子」である。命名の由来がそれでよく判った。漫画の顔の輪郭とは全然違う。 和田の本は、似顔絵を重要な「営業品目」にしている彼の、似顔絵を中心とした自伝とでも言うべきもの。先達、清水昆を尊敬していることや、学生時代から彼の似顔絵は人気だったことなどが語られる。似せるだけではすまない作画上の苦労話なども興味深かった。 他、軽い本を何冊も借りてある。買ったまま読んでいない本も……。流し聞きしただけでそのままになっているCDも何枚か。 布団干し、部屋の掃除、靴磨き、車のメンテナンス……、日頃、忙しさに取り紛れて出来なかった家事を織り交ぜながら読み進む。お盆行事のない我が家は、いつもこうして籠もったかのような数日を過ごす。 今日は敗戦記念日。あの日も暑い一日だったと聞く。夕刻のニュースによると、関東では四十度を超えたところもあったとか。今年は、どうやら夏らしい夏のようだ。
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お願い
この日記には教育についてのコメントが出てきます。時に辛口のことも多いのですが、これは、あくまでも個人的な感想であり、よりよい教育への提言でもあります。守秘義務や中傷にならないよう配慮しているつもりです。 もし、問題になりそうな部分がありましたら、メールにてお知らせください。
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(マイノートパソコンと今は無き時計 2005.6 リコー キャプリオGX8)
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