ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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2008年05月18日 :: お茶にする |
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先月、愚妻が計画通り小入院をし、最終日、昼食の後に退院した。小さなお祝いの気分だが、夕食までは間がある。そこで、途中の喫茶店でお茶にすることにした。以前からちょっと気になっていた洒落たお店。珈琲豆の販売もしているようで、中に入るとよい香りが店内に充満していた。 夫婦揃って純粋にお茶目的で喫茶店に入るのは久しぶりである。昔、家の近所に喫茶店があった。それが潰れ、また営業を再開した。今度こそ絶対に行こうねと話しあってはいたが、そのままになり、いつの間にか、それも潰れていた。その出来事すら、もう何年も前の話。 やはり、専門の人が入れてくれたコーヒーは美味しい。出されたコーヒーをぐびっと一飲みしてあっという間にカップは空になった。結果、一気に手持ちぶさたに……。 どうやら、喫茶店でのお茶の飲み方をすっかり忘れてしまっていたらしい。 我々の高校時代、まさに喫茶店文化華やかなりし時代だった。町に行くと、必ずお気に入りの店で友人と雑談したものだ。座る場所確保が目的だったから、一杯で長々ねばった。放課後、家に帰らずロック喫茶に入り浸っていた友人もいたような……。 目の前にはいつもの愚妻の顔。入院中の話が終わると、もう会話も一段落である。喫茶店に入ったということに満足して、あの頃より遙かに早めに店を出た。 春らしい薄曇りのひととき。職場がかわって間もない頃だったので、それでも、少しは心が和んだ。
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