ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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2008年08月26日 :: スヌーピーに会う |
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ミッフィーに会ってすぐに、私はスヌーピーにも会ってきた。「大谷芳照が訳したスヌーピーの世界」展。於金沢二十一世紀美術館。 シュルツ氏に気に入られた日本人アーティストがいるということは知っていた。今回は彼の作品展で、「PEANUTS Found in Translation」というのが横文字のタイトル。 日本でショップ・コンセプトを提案して以来のお付き合い。原作者と交流を温めていく過程で作られた作品が前半。後半は、ピーナッツ・モチーフを使った墨の字とのコラボレーション作品の展示であった。 シュルツ氏は、あくまでもコミック世界の中で作品を作った。大谷氏は、それを商業デザインやアート分野に広げようとした。原作者にはそれが新鮮に映ったのだろう。ミュージアム建設でも彼の才能を必要とした。 しかし、生みの親は、先年、死亡した。シュルツ・ファンデーション側としては、今後もスヌーピーで新しい表現が出来る大事なタレントの持ち主ということになる。シュルツ氏の奥様のお墨付きがある限り、彼の作品は安泰だが、今後、表現を広げていく上で、表現者としての「個」である大谷氏は難しい道を歩んでいるような気がしてならない。現に、ショップでは、「スヌーピー可愛い!」と、子供たちが目を輝かせていたが、それは大谷氏の表現とは、直接、関係のないことなのであった。 小生、大昔、スヌーピーのノートを持っていた。キャラクターとして昔っからお馴染みだが、横文字スラスラの人ではないので、「ピーナッツの世界」自体をそんなに詳しく知らない。シニカルな面も多いと聞く。日本人には、そうしたメッセージの部分が欠落して、キャラクターとしてのみ認知されている部分が強いのではないだろうか。展覧会を観ながら、そのあたりをもっと知っていればと思った。
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