総計: 4388042  今日: 628  昨日: 3407       Home Search SiteMap Admin Page
  日本近代文学論究
耽美派(潤一郎・荷風)
ベストセラー論
金沢・石川の文学
近現代文学
書評・同人誌評
劇評「私のかあてんこおる」
エッセイ・コラム
ものぐさ
パラサイト
<<前月 次月>>

2008年10月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

 カメラ道楽 
 アイラブJAZZ 
 オ−ディオ帰り新参 
 2004年
11月〜12月
 2005年
1月〜2月
3月〜4月
5月〜6月
7月〜8月
9月〜10月
11月〜12月
 2006年
1月〜2月
3月〜4月
5月〜6月
7月〜8月
9月〜10月
11月〜12月
 2007年
1月〜2月
3月〜4月
5月〜6月
7月〜8月
9月〜10月
11月〜12月
 2008年
1月〜2月
3月〜4月
5月〜6月
7月〜8月
9月〜10月
11月〜12月
 2009年
1月〜2月
3月〜4月
5月〜6月
7月〜8月
9月〜10月
11月〜12月
 2010年
1月〜2月
3月〜4月
7月〜8月
5月〜6月
9月〜10月
11月〜12月
 2011年
1月〜2月
3月〜4月
5月〜6月
7月〜8月
9月〜10月
11月〜12月
 2012年
1月〜4月
5月〜8月
9月〜12月
 2013年
1月〜4月
5月〜8月
9月〜12月
 2014年
1月〜3月

ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。

 内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。

 

・XP終了に伴い、この日誌の更新ができなくなりました。この日誌の部分は、別のブログに移動します。アドレスは下記です。

 

エキサイトブログ 「金沢日和下駄〜ものぐさ〜」
           
http://hiyorigeta.exblog.jp/

  2008年10月05日 :: 「法隆寺の名宝と聖徳太子の文化財展」を観る

 新装なった県立美術館に法隆寺展を観に行く。
  館内は、白系の配色が増え、窓も全面ガラスを採用するなど、以前の重厚な雰囲気から明るい雰囲気へと衣替えした。また、ロビーに大きく出っ張る形で人気菓子職人の店がオープンして大繁盛していた。そちらでも集客を狙う上手いアイディアである。誰の発案だろう。
 ただ、美術館の顔というべきロビーに、ケーキを作っている舞台裏をガラス越しに見せて、中の乱雑な様子が丸見えなのには、ちょっと違和感が残った。同様に、展示室近くにスケルトンのエレベーターも設置されたが、これも、なぜ透明なのか。とってつけた感じで館の雰囲気とマッチしていないと感じた。戸外も整備し、回廊性を持たせたのも今回の手直し。
 展示は「玉虫厨子」がメイン。その昔、現地を訪れた時、薄暗い宝物展示室で、古いケースに入れられ、思いの外、素っ気なく公開されているのを観た覚えがある。大きなものだというのが当時の第一印象。後で同僚に聞くと、今はもっと整備されたところに安置されているという。
 以前、県立美術館で、「国宝 百済観音」を展示したことで、法隆寺との縁が出来、今回の展覧会につながったと島崎館長がテレビで語っていたが、もう、それが十年前のことと知って、歳月の早さに驚いた。では、私が初めて法隆寺に行ったのは何十年前のことなのだろう。

 仏教美術も、鎌倉時代以降のものは、県内でも数多いが、さすが日本の歴史に重要な位置を占める法隆寺、飛鳥時代をはじめとして、本当に古い時代のものが並ぶ。国宝、重文ばかり。ペルシャ風の水差しなど、東西往来の産物、「正倉院御物」と酷似している。
 後半、柄香炉を捧げ持つ「太子孝養像」など、聖徳太子に焦点をあてた展示が続く。ここ石川は、親鸞信仰から遡り、太子信仰も盛んなところだそうだ。また、太子が弘法大師に転生したという俗説も、強引な法統護持の発想として、当時の信仰の考え方がよく出ていて興味深かった。
 その後、二階に上がり、育徳会展示室にて前田家蔵「国宝 土佐日記」を観る。

 
 

お願い

 この日記には教育についてのコメントが出てきます。時に辛口のことも多いのですが、これは、あくまでも個人的な感想であり、よりよい教育への提言でもあります。守秘義務や中傷にならないよう配慮しているつもりです。 もし、問題になりそうな部分がありましたら、メールにてお知らせください。

  感想をお寄せください。この「ものぐさ」のフォームは、コメントやトラックバックがあるブログ形式を採っておりません。ご面倒でも、左の運営者紹介BOXにあるアドレスを利用下さい。

 

(マイノートパソコンと今は無き時計 2005.6 リコー キャプリオGX8)

 

 

 

 

Yahoo! JAPAN
Toshitatsu Tanabe Copyright(C)2004
EasyMagic Copyright (C) 2003 LantechSoftware Co.,Ltd.
All rights reserved.