ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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2008年12月14日 :: この頃 |
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父は十一月に亡くなったので、大慌てで喪中欠礼葉書を出した。そのため、それで知ったといって、遅れてお悔やみが届くことが多く、そのお礼の手紙をしたためたりして夜を過ごしている。万年筆大活躍である。 先日、葬祭関連の支払いを済ませた。世に「ご祝儀相場」というのがあるが、葬儀の会計は、その「ご不幸バーション」であるようだ。常識よりも高い値段がつけられている。例えば、地元新聞に小さな死亡広告を出したのだが、広告会社が提示した金額を聞いて唖然とした。七行掲載で四十万円超。そんな単位でお金が出ていった。 あれから一ヶ月。今は色々な手続きをしつつある。専門の方に今後の相続の手続きについてレクチャーを受けた。今週、その指示に従い、お役所に書類を取りに行った。 どうも個人情報保護がうるさくなって、書類が煩雑になっている部分があるようだ。携帯電話の名義変更をしようと弟が届けに行くと、親子である証明や、しまいには新聞の死亡欄のコピーまで求められたという。 四十九日まで、我が家は、ここ金沢の風習に従って、一通りの仏事をする。塗りの本位牌も出来上がり、先日、仏壇に置いた。まわりが埃っぽくては申し訳ない、少しは綺麗にしようと、仏壇を掃除すると、下の抽斗から戦争直後死んだ祖父の弔辞が夥しい数出てきた。六十年以上、誰も気がつかないまま置かれていたことになる。古い板位牌を覗いて、この家で亡くなった御先祖を確認したりもした。 こうして、いつもと違う経験をしながら、日々が過ぎていく。そろそろ初命日である。
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(マイノートパソコンと今は無き時計 2005.6 リコー キャプリオGX8)
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