ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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2008年12月31日 :: 満中陰 |
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父の四十九日は、来年の松の内なのだが、この場合、前倒しをするそうで、年末に満中陰の法要を済ませ、忌明けとなった。 この時のお経によって塗りの位牌に魂を移し、正式な本位牌となる。お経の文句を聞いていると、どうやらこれを「開眼法要」というらしい。仏像に魂を入れるのと同じ言葉である。遺骨と白木の野位牌を寺の裏の納骨堂に納めて、式は滞りなく終了した。 その後、身内だけで精進落としの料理を戴く。場所は東山の料亭。奥のひろびろとした部屋で、ゆったりとした気分で戴くことができた。ランチタイムなので、価格的にリーズナブル。今や一大観光地で、人の出入りが絶えない地区だが、年末とて、観光客の人出は少なく、我々地元民が前々日に電話しただけで、すんなり予約が通った。先だって、遠地からお悔やみにきた親類をもてなすため、あちこち探したが、連休のまっただ中で、断られつづけたのとは雲泥の差である。 何事にも間のいい時と悪い時がある。観光地の昼時なので、狭いところに詰め込まれたり、うるさかったりするものと思っていたので、今回は本当にうまくいった感じだった。
さて、今日は大晦日。以前に御坊さんから正月にしていいことと悪いことをお聞きしていたので、それを守って、注連縄など正月お祝い準備はなし。 お節料理もしないでおこうかという話も出たが、忌は明けていることだし、何もしないよりお節で家族団らんをしたほうが故人も喜ぶのではないかという意見が出て、いつも通りの元旦を迎えることにした。
振り返れば、久しぶりに職場が変わり、判らぬことも多くおろおろと日々を過ごしたことと、父の見舞いと葬儀、この二つが重なって、少々しんどかった二〇〇八年だった。年月がたっても、今年のことはよく覚えているように思う。 皆様、よいお年をお迎え下さい。
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