ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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2009年04月25日 :: 講話を聞きながら考えた |
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(在庫処分その1 えらく旧聞に属するが、昨年の夏、二つの講話を聞いた。以下、その感想を載せる。捨て置かれていたのは、自分で読んでも、全然、面白くなかったため。)
まず、一つ目は「活用力」に関する講話。 「活力」という言葉だったら、「生きる力」に絡んで聞き馴染んでいるのだが……。この言葉の言わんとするところが判然としないまま話を聞く。どうやら普通の言葉で言うと「応用力」のことらしい。 平行四辺形の公式は小学生のほとんどが知っているが、図で示した長方形の公園と平行四辺形の公園のどちらが大きいかと聞くと、十八%しか答えられないのだという。公式を丸覚えしただけで、実際に使えないというのである。(使えないのではなく、解くのが面倒なので、白紙でオシマイ、ということにしてしまった子もいたらしい。) こうした応用力がぐっと落ちていて、受身で授業を聞いているだけになっているという点は実感しているところであり、その実態が上にあげられ、何とかしなければと明文化すると、こういう言葉になって我々に下賜されるという流れ。こちらは、ああ、そのことか、そんなタイトルになったのか、といった感慨となる。確かに活用できなけれは意味がない。このラベル自体、全然間違ってはいない。 ネット情報を安易に使って問題としない意識も変えなければならず、引用の仕方を学ばせるのも、この言葉の含意らしい。つまりはメディア・リテラシーのこと。どうやら、活用力とは、バリバリ情報を取り込んで、自分のものとして使える「情報実践力」のこともいうようだ。 以前、パワーポイントなどのソフトを使ってプレゼンテーションするビジネスマンあたりをイメージして、IT・ITと叫んでいた一時期があったが、その流れにも一脈通じるものがあるような気がした。 講師は、改善が急務で、実践に、即、反映しないと意味がないと力説していた。(つづく)
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