カメラ道楽
1975年、オリンパスOM−1を買って以来、ちょっとずつカメラが増えてきました。手放した機種もあり、紛失したものもあり、結局、現在、9機種で運用しています。懐かしのカメラや、手持ちのレンズも含め、印象をご紹介します。
デジタル専用の超薄型パンケーキレンズ。銀塩時代に発売された43mm Limitedとどちらにしようかと最後まで悩んだが、実は銀塩にも使えるということや、デジタル専用らしいくっきりした描写にも興味があり、こちらを選んだ。 確かにシャープな写り。ボケも硬調だが、悪くない、F2.8開放でも問題なくクリアに写る。色乗りはこってりタイプで、ボディの「鮮やかモード」では鮮やかすぎて、好き嫌いが出る。絵によって積極的にモードを変えていったほうがよさそうだ。フィルター径は49mmとズーム全盛前に標準だった小径。懐かしいサイズである。 スナップ中心のお散歩レンズとして文句なしだが、室内で使っていると、寄れないのが歯がゆい。手持ちの大口径クローズアップレンズ2番(フィルター)を前にかざして撮ってみたが、それでもまだ遠い。そこで、寄りと扱いやすさを考慮して3番、手持ち標準レンズとの共用を考えて52mm径のクローズアップレンズを購入した(ステップアップリング使用)。それでも寄りは足りない感じだが、実用上はこのくらいで我慢だろう。 銀塩でも撮ってみた。絵的にも問題なし。元々軽量がウリのMZ-3と組み合わせると、本当に軽量なセットができる。ある行事でキャノンイオスの白レンズと並んで撮ったが、同じ一眼レフというジャンルの機械同士とは思えない差があった。 ただ、絞り環がないので、MZ-3ではオートモードかシャッター優先で使い、絞り優先ができないというハンデはある。もっと古いZ20pのほうが、元々ボディのダイアルで絞りを操作するタイプなので、障害はない。 画角はやはり銀塩のほうが、スナップとしては馴染みやすい。銀塩を覗いてから、デジタルに付け替えると、あ、狭いとちょっと思ってしまう。換算60mmという中途半端な画角になるので、慣れが必要である。(2007.5.22)
(アジサイ リコー キャプリオGX8 2005.6)
なお、このHPの写真はすべて、ペンタックス*istDL2、リコーキャプリオGX8、オリンパスC−40Zのいずれかで撮ったものです。