ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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先に書いたが、体験実習のため、今年度後半、地元の大学を何校も訪れる機会を得た。どれも立派な建物で、某私立大学の学生食堂など、木をふんだんに使った、まるでカフェテリアのような雰囲気、壁にはオールディーズのLPジャケットが絵画のようにディスプレイされている。係の方によると、学生さんが、長い時間学校にいても苦痛にならないような環境作りを心がけたとのことで、少子化の今、お客さん集めの苦労を垣間見た気がした。 我々のような外部の人の受け入れ態勢も万全、楽しく実習を体験できるようにうまく配慮されていた。受け入れをコーディネイトする専門のセクションさえあるようだ。 ある実習、ピペットで液体を移す作業中、講師が「フラスコの間はできるだけ空けないようにしましょう。それがこの作業のコツです。空けると、途中でこぼす可能性が高くなりますよ」と注意を述べていた。 大人が聞くと、「コツ」というほどでもない、至極当然のことのように感じる。それを、わざわざ、そこがポイントだと一つ一つ強調しながら進む。話し方からして、実際の大学生さんにも、こうした手間のかけ方で教えているのだろう。懇切丁寧手取り足取り。 もはや、大学生ともなると、勉強は自分からするもんだ路線の影は微塵もない。大学教育も、我々同様、大きく変わってきているようだ。
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