ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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2011年03月18日 :: 放射能洩れ |
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事故の現地では、ヘリによる散水、特殊放水車による水まきと自衛隊主導で事にあたりはじめたが、時間の猶予がないことは相変わらずである。特に三号炉は素人目にも危険。三号炉の横のプールにも使用済み燃料が置いてあったなんて、最近急に出てきた情報で、不安がらせないようにするため東電か政府が情報を小出しにしていたとしか思えない。避難や待機の範囲も狭すぎるように思う。 なんの被害もなかったこちら金沢でも、ポリタンクやペットの水、電池など、買い占めによって多少の品薄が出ているようだ。 知識のある愚妻は毎夜事細かに新聞を見て長嘆息する。私も寝ていて、ふと夜中目を覚ますと、最悪な事態ばかり脳裏に浮かび、眠られなくなる。仕事終了後の病院見舞いも続いており、早め早めの就寝だけを常に心がけている。昨日あたりからまた冷え込んで、雪も交じる。燃料が底をつき始めた被災地はさぞ寒かろう。 津波被害の死者の冥福と、被災された方々の一刻も早い安寧を祈り、原発が大爆発まき散らしに至らないことを願うばかり。
(余録) 震災前、仕事の打ち上げで西の茶屋街で小宴があった。金沢には三つの茶屋街があるが、これまで実際に宴をはったことはなかった。料理も手が込んでいて美味しい。おそらく、一見さんお断りの格式ばったことを止め、料亭形式でお客を受け入れているお店なのだろう。隣室では日本髪姿の芸妓さんが、歌舞音曲こそ聞こえなかったけれどお酌をしているのが垣間見られ、実に日本的な雰囲気だった。仕事も一段落感があって、皆で楽しく歓談した。忘れないうちにそのことを書いておかねばと思っていた矢先の大地震。日本の先行きが一気に不透明感を増して、たった二週間前のことなのに、今、こうして書いていても、何だか遠い昔の出来事のような気がする。
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