ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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2012年12月22日 :: 鞄にオイルを塗る |
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近年、雑誌はおまけをつけるのが当たり前のようになった。本屋の平棚売りのかさばることかさばること。それも、到底、その雑誌の定価でつくようなおまけではないものも多い。おそらく記事自体は広告や営業がらみの提灯記事の収入でまかなっており、定価のほとんどを使っておまけをつけているのではないかと邪推されるくらいである。特に年末はおまけ率が高い。 今回、おまけ万年筆につられ、人生初のカタログ系マガジンを買った。通称「物欲マガジン」。おまけの万年筆は、アメリカのブランド会社とのコラボで、ちょっと見、そのブランドの高級品っぽくて、実によく出来ていた。 そこで、万年筆のおまけのような(?)本体も読んでみた。ブランドの革鞄などいつも使っているものよりも桁が一つ上の値段で並んでいる。よさそうなのはよく判るが、男のファッション、全部この流れで身につけたら一体いくらになるのやら。読み進めると、しまいに数万円のものなど安物と思ってしまう心情になってきた。 どんなに上質な革を使ってあっても、人工皮革の部分があると、そこから傷んでくる。皮革製品保護のシダーオイルが切れたので新しいのを買った直後だったのと、ちょっと、この雑誌に刺激され、愚妻の鞄も含め、我が家の全ての皮革鞄をひとつひとつ点検していった。高級品はビニールや人工皮革でもそれなりに保つが、結構新しめでも、すでにボロボロに傷んでいるものもあった。素人でも何とかなりそうな傷みは、補修を試みた。 ひとつひとつオイルを塗りながら、私が持ってもおかしくない愚妻の鞄が結構あることに気づいた。もともと彼女は女女しているのは好きではなく、男っぽいデザインのものが多い。放置させても傷んでいくだけ。できるだけ使ってあげるのが一番ということになった。 私は、その中でビニール素材の茶色いクラッチバックを手始めにちょっと借り受けて使い始めたが、先日、何気なく表に書いてあるラベルの横文字を読んだら聞き覚えのある名前が……。「もしかしたら、これってブランド品?」と尋ねると、そうだという。 こんなビニール鞄がブランド高級品? 何も知らないとはなんとも恐ろしい。
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