ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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これまで、映画の評判をリサーチするため、ネットで感想を調べたことはあるが、テレビ番組までそんなことをしたことはなかった。今年、公式サイトや感想サイトも見て、その物語を副次的にも楽しむようになった。人の感想を読むと、へえ、そんな意見もあるのだという、考えたこともないような感想があって驚く。 夫婦二人のお茶の間テレビ鑑賞なので、愚妻と感想を言い合いながら観ている。これも、個人で勝手に思っているより見方が広がり、愚妻の意見になるほどと思うこともある。 今、熱心に観ているNHKドラマ「第二楽章」(火曜ドラマ10)。三角関係になりかった状況を断ち切るため、貴方とは軽い気持ちだったと嘘をついた彼女(羽田美智子)に、妻子持ちの彼(谷原章介)は「ありがとう」というメールを送る(第四話)。そのメールを見て、彼女は泣き崩れるのだが、男の私は、「貴方の嘘はわかっているよ、でも、その心がうれしい。ありがとう。」と素直にメールを送ったと理解し、察しのいいのに感心しただけだったが、愚妻は、「嘘だとわかっても、あんなメール送ったらダメでしょ。」と否定的だった。確かに言われてみれば、そんなのいらぬ優しさかもしれない。嘘を言った彼女は、尚更、辛くせつなくなるだけで、終わるものも終わらなくなる。 先日、この番組のアラフォー限定トーク会があったそうで、模様がネットで紹介されていた。そこで、このシーンをどう思うか、ゲストの谷原章介が観客に聞いたところ、過半数が「ダメでしょ。」という意見だったという。愚妻の意見は女性として標準的なものらしいということがそれでわかったが、男の私は、言われてみれば確かにそうだよね、といったレベルで、見たその場で、そんなことまで全然気が回らなかったし、逆に、男の優しさとして格好いい行為のようにみえたくらいであった。やはり、男は男の視点でしかものを見ていない。仕方ないことなのだろうけれど、こうした細部の行き違いが男女の間で積み重なっていくのだろう。 録画機が活躍しだして、まず、録画。余裕のある時に観る。耳が遠くなり、よく台詞が聞こえない時はリピート再生で聞き直す。印象に残ったシーンは何度も観る。そんなズルズルな視聴をやっている。
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この日記には教育についてのコメントが出てきます。時に辛口のことも多いのですが、これは、あくまでも個人的な感想であり、よりよい教育への提言でもあります。守秘義務や中傷にならないよう配慮しているつもりです。 もし、問題になりそうな部分がありましたら、メールにてお知らせください。
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