ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
・XP終了に伴い、この日誌の更新ができなくなりました。この日誌の部分は、別のブログに移動します。アドレスは下記です。
エキサイトブログ 「金沢日和下駄〜ものぐさ〜」 http://hiyorigeta.exblog.jp/
せっかくなので、手持ちのボールペンで、ちょっと捨てるのには惜しいものにも換え芯がないか探した。品揃えのある店だが、そもそも換え芯の型番が多すぎて適合の番号は置いてなかった。一つのメーカーだけで膨大な種類がある。他のメーカーでも、事実上、同じ規格で造られたものがあり、流用できるものも多いそうだが、その場に、そんな「他メーカー流用対応表」が置いてあるはずもなく、目の前の大量の換え芯のどれかは使えるんだろうと判っていても、ついに行き着かなかった。 結局、今の日本では、うまく換え芯に巡りえたものだけが生き残り、そうでないボディは捨てられるというのが運命のようだ。 「インクのなくなった芯は絶対捨てないでください。ボディごと持ってきてくれると、なんとかなる場合があります。」とは店員さんの弁。 実は、この「マイ換え芯ブーム」(?)の影響で、この時、カートリッジ式マーカーも買った。あのパステル調のインクが換えられるシステム。いつも使い捨てのものばかりだったので、地球に優しく経済的だと思ったのだが、使ってみると全然ダメだということが判明した。万年筆と同じ容量のカートリッジなので、あっという間にカラになる。どんどん買い足してどんどんカラを捨てる。逆に高くついてゴミも出て、エコノミーな顔をしているだけに、やれやれ、うまく商売にやられたなあ。といった心境。主流になっていないわけである。 ということで、この換え芯という、本来、きわめて有効な環境的システム。トータル的に見て、全然、動いていないということが判った。例の、自社製品を買わせるためにわざわざコードの差し込み口を特殊にするやり口と同じような「消費の論理」がここでも横行しているのだろうというのが結論である。 さて、ここまで読まれた方の中には、何、細かい話しているのだ、そもそも安物は使い捨てでいいではないかと思われた方も多いかもしれない。だが、こっちの商売、一回の定期テストの採点で、赤ボールペンがほとんどなくなるくらい使う。つまり、大事な飯の種である。一番安い細身の透明プラスチックのものでも年に何回も事務方に換え芯を貰いに行く。 これで、急にボールペンの話をした理由も判ったのではないですか。今、採点の真っ最中です。 あ、ただし、今日のような祝日に家でせっせと採点していても、どこからも手当はくれません。
|
|
お願い
この日記には教育についてのコメントが出てきます。時に辛口のことも多いのですが、これは、あくまでも個人的な感想であり、よりよい教育への提言でもあります。守秘義務や中傷にならないよう配慮しているつもりです。 もし、問題になりそうな部分がありましたら、メールにてお知らせください。
感想をお寄せください。この「ものぐさ」のフォームは、コメントやトラックバックがあるブログ形式を採っておりません。ご面倒でも、左の運営者紹介BOXにあるアドレスを利用下さい。
(マイノートパソコンと今は無き時計 2005.6 リコー キャプリオGX8)
|