ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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以前、写真家の星野さんの本をザックに入れモンブラン山頂で彼を追悼した方の話を書いた。その方の名は田中康典さんという。昔、地元の書店に勤務され、現在は教育関係出版社の営業として、時折、職場に顔を出しに来られる。彼は県内唯一のアルペン山岳ガイドの資格を持ち、ここのところ、七大陸高山登山に挑戦されていた。 一年前、エベレストを制覇して、残るは一つとなっていたが、今冬、南極ビンソンマシフ(四八九七m)を攻略して、既に帰国したと、一月二日の地元新聞に出ていた。正月、実家でのんびり新聞を見ていて、大きく出ているのを見つけたのである。 以前、件の雑文を差し上げたところ、以来、動向を伝える葉書をいただくようになった。出発前にいただいた便りに書かれていた日程よりかなり早い帰国のようだった。お祝いの葉書を書いたのが少し遅れて、出すのも遅れたら、投函した翌日にご当人が我が職場に営業にこられた。そこで、間が悪いですがと、口頭でお祝いを申し上げた。彼の話のよると、すべてが順調にいって早く登頂できたのだという。 この冬休み、折からの荒天で国内では多くの遭難者が出たとニュースで伝えていた。そういう方々は休みをそこでしか取れないから無理をしたのだろう。切ない話である。 田中さんもお仕事を持っておられながらのチャレンジ。それだけでもいろいろなご苦労があったと思うし、五十八歳という年齢での制覇にも並々ならぬ「鍛え」の努力があったのだろうと思う。そうしたパワーのある方が身近におられるというのは、しがない勤め人にとっては本当にうれしいことであった。
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