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ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。

 内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。

 

・XP終了に伴い、この日誌の更新ができなくなりました。この日誌の部分は、別のブログに移動します。アドレスは下記です。

 

エキサイトブログ 「金沢日和下駄〜ものぐさ〜」
           
http://hiyorigeta.exblog.jp/

 2011年02月08日
  アイラブCTIレーベル

 イージー・リスニング・ジャズと揶揄られることの多いCTIレーベルが好きで、レコード時代から買い集めてきた。気に入っている理由として、フェンダー・ローズ・ピアノの暖かい音がある。当時は、この電気音だけで軟弱だと嫌った正統派ジャズ好きも多かったが、今や、ローズ・サウンドのファンは多く、ロック・ジャズを問わず当時の音源を買いあさってるコアなファンも少なからずいる。CTIもこの音が大事なレーベルの個性になっている部分がある。
 時がたってさかのぼると、なんであの時ああいう反応だったのだろうということはよくある。「鉄腕アトム」が子供の教育に悪いなんて、あの時の教育ママはいったい何を観ていたのだろう。あの時、おそらくアニメだというだけで批判されたように、エレピは、電気だというだけで当時毛嫌いされたのだろう。
 めぼしいCTI作品は持っているので、最近は、買い忘れやを落ち穂拾い的に買ったり、少しマイナーな作品を買おうかどうしようか悩むパターン。
 最近買ったジョージベンソン(g)「バッド・ベンソン」、エレピはケニー・バロン、ボーナス・トラックにエイトビートで延々エレピソロとベンソンのソロが入る曲がある。録音は一九七四年で、前年の大ヒット、デオダートの「ツアラツゥストラ」の柳の下的な匂いがハッキリ漂っていて興味深かった。ケニーというメインストリーム系のピアニストでさえ、このレーベルではエレピである。同じことは、ミルト・ジャクソン(Vib)「オリンガ」(74年)の中の曲にも言える。あの時代の匂いがして、懐かしい。私の一番好きなサウンドである。このエレピはシダー・ウォルトン。アルバムのパーソネルを見ると、こんな音が出てくるとは、思えないメンバーである。
 このところずっと聴いているのは、レーベルの代表的アーティストだったデオダート(p)がこの秋出した新作「クロッシング」(日本発売は三月)。数年前にトリオのライブ盤が出たが、正規スタジオ録音盤は三〇年近くぶりのはず。エレピの音が懐かしく、リズミックなパターンを重ねるソロはブラジル人の彼ならでは。フレーズも昔のまま、全然、変わっていない。曲によっては、わざわざ当時の曲を思い出させるかのようなメロディやアレンジが施されていて、古いファンは喜ぶ。
 新味は、イタリアの人気ユニットとのコラボの部分でボーカル曲が多い。特に一曲目のアル・ジャロウのボーカル曲は、ヒットを狙ったポップな作りで営業的にも抜かりがない。一部の曲には、かつての僚友ジョン・トロピア(g)や、一時期CTIのハウスドラマー的に起用されていたビリー・コブハム(ds)も参加して、アルバムに花を添えている。これもオールドファンはうれしい。古い友達に久しぶりに会った気分である。
 先日は、まだ買ってなかったジョー・ファレルの代表作二作品「Upon this rock」「Canned funk」(これも74年)が輸入盤で入っているとショップからのメールがあったので、これは間違いない作だと購入。聴くと、力作ながらジョー・ベック(el-g)
中心の、結構ゴリゴリなジャズロック・サウンド。CTIの中では重い部類の音であった。ピアノレス編成。
 などなど、こんなCDを聴きながら、冬の夜長を過ごしている。

[1] 

お願い

 この日記には教育についてのコメントが出てきます。時に辛口のことも多いのですが、これは、あくまでも個人的な感想であり、よりよい教育への提言でもあります。守秘義務や中傷にならないよう配慮しているつもりです。 もし、問題になりそうな部分がありましたら、メールにてお知らせください。

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