ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
・XP終了に伴い、この日誌の更新ができなくなりました。この日誌の部分は、別のブログに移動します。アドレスは下記です。
エキサイトブログ 「金沢日和下駄〜ものぐさ〜」 http://hiyorigeta.exblog.jp/
|
2010年01月12日 :: 成人の日 |
|
|
今年の成人の日は十一日(月)。なんとかマンデー法とやらで、「成人の日」が毎年移動するようになった。帰省の行き帰りも考慮して、前日の十日(日)に行った市町村も多かったようだ。昔は、左義長と成人式がパックで休日になっていたイメージがある。その左義長の実施日も、最近は統一がとれなくなった。 昔は、神社のどんど焼きに正月飾りを投入し、お餅を焼いたり、書き初めを燃やしたりして何時間も遊んだ覚えがある。今、教室で一くさり愉しかった思い出を話し、今の話は、年寄りの昔話だなと思う人はA、自分もそうした覚えがある子はB、今もちゃんと燃やしているという家はC。さあどれか手を挙げよとアンケートをとったところ、ごく数人BとCがいた程度だった。何十年もたつと、細々と続く伝統保存行事のような扱いになるかもしれない。 成人式も、最近は荒れて、祝辞中の演壇に一部新成人が上がり込んだり、進行を妨害したりする様子が毎年ニュースで流れる。見ているとこちらが不快になって他のチャンネルにかえたくなるくらい。救いは彼らを一喝した来賓に対して会場から拍手が湧いていたこと。新成人のほとんどがやはり苦々しく思っているのだと判ってちょっと安心した。 成人式は今やダーティーなイメージになってしまっているので、昔ほど芸能人が二十歳になったという芸能ニュースを流さない。それに今や二十歳になった時には盛りが過ぎている子も多いからと芸能レポーターがコメントしていて妙に納得した。今やそんな世の中である。 この日の夜、テレビの番組では、NHKをはじめ何局かで新成人向けの番組を流していた。頑張っている新成人の紹介や、野球の王監督から若者へのメッセージなどに暖かいものを感じた。 それにしても、ぐずぐずに崩れていく年中行事。こんなにないがしろにして、日本人は自分で自分の首を絞めているいるような気がするのだが、大丈夫だろうか。
|
|
|
|
|
|
お願い
この日記には教育についてのコメントが出てきます。時に辛口のことも多いのですが、これは、あくまでも個人的な感想であり、よりよい教育への提言でもあります。守秘義務や中傷にならないよう配慮しているつもりです。 もし、問題になりそうな部分がありましたら、メールにてお知らせください。
感想をお寄せください。この「ものぐさ」のフォームは、コメントやトラックバックがあるブログ形式を採っておりません。ご面倒でも、左の運営者紹介BOXにあるアドレスを利用下さい。
(マイノートパソコンと今は無き時計 2005.6 リコー キャプリオGX8)
|