ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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2006年10月25日 :: 四方健二『羅針盤』金沢市民文学賞受賞! |
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何度かこの日記で紹介している四方健二君の第三詩集『羅針盤』が泉鏡花記念金沢市民文学賞を受賞した。今日、正式発表されて、夜のローカルニュースで流れたそうだ。すぐに知人から、彼方が紹介文を書いていた人ではないかと電話があり、しまった、今日、発表だったと気づいた。時、既に遅しで、彼の晴れ姿を見損ねてしまった。 直接、彼に尋ねたわけではないが、闘病生活という括りなどなく、一冊の詩集としてどう評価されているのか気になっていたと思うので、この受賞は本当にうれしいだろう。病棟も明るい空気に包まれているのではないか。ここ二十年で数度しか会っていないなまくら外野応援団だけど、やはり嬉しい。 これから、ますます詩作に弾みがつくだろうと、久しぶりに彼のブログを覗いてみると、今月から施行された「障害者自立支援法」のせいで、支給手取額が月八万円から二万円近くに減額され、次の詩集出版のための資金積み立ても出来なくなるのではと心配している文章が目に入った。 食費など生きるのに必要な保障しかしない、あとの「生活潤い費」などは自己負担でという政府の考え方らしいが、直接収入の方途がないのだから、結局、不足分は家族の負担になる。親族に稼ぎのあるところならいいが、年金暮らしのようなお宅は、高齢者の受益者負担もきつくなっているし、立ち行かなくなる家庭も出てきそうだ。調べてみると、「自殺支援法」などという陰口が囁かれていたらしい。まったく勉強不足であった。 世の中、悪くなるばかりだが、逆風ものともせず、今後も感受性のアンテナを精一杯広げていってほしい。 これから多忙になるのがちょっと心配。無理せず「楽しく」乗り切ってください。改めて、このたびの受賞、おめでとう御座います。
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この日記には教育についてのコメントが出てきます。時に辛口のことも多いのですが、これは、あくまでも個人的な感想であり、よりよい教育への提言でもあります。守秘義務や中傷にならないよう配慮しているつもりです。 もし、問題になりそうな部分がありましたら、メールにてお知らせください。
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