ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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持ち物はできるだけ軽くしたいので、ここ数年、手帳は見開き一か月タイプの極薄型、透明ビニールカバーの安物を使っていた。システム手帳など金具のバインダーが重く、まずもって不可である。今年も同様なタイプを選んだが、文具趣味に走っている愚妻の勧めもあり、カバーだけは別途本革を購うことにした。 初め茶色あたりを考えていたが、どうもしっくりこない。紛失防止の意味を込めてワインレッドにした。後で考えると、革で赤いものを買うのは生まれて初めてだったような気がする。触り心地がよく、ホンモノの革というのは、使い捨てと違って、じんわり愛着が湧いてくるものだ。大きさは5×3タイプ、一人前に筆記具差しのホールもある。それに細軸ペンを差し、新たに買い足したメモパッドを挿入して今年バージョンの出来上がりとなった。 ただ、少し小口が開く。再度愚妻に相談したところ、裁縫箱から織り柄のあるゴム紐を取り出して掛け輪を作ってくれた。「これ、もともと何だったと思う?」と問われたが、全然判らない。正解は、何と!ブラジャーの肩紐だという。かけてみると赤とベージュの色味も良い。 本格的に使い始めて十日ほど。今日、職場の机にぽんと投げ置いて座を離れ、改めて戻ってきて自分の机に目をやったところ、殺風景な寒色しかない風景に、ワインレッドが紅一点、ポンと浮き上がって見えて驚いた。白黒写真に薔薇の花びらだけ深紅に着色した写真のようだ。色香という言葉があるが、赤の手帳は、まさにそんな雰囲気を漂わしているように思えた。 色ひとつでこんなに風景が一変して見える。男だから黒、赤系は女の色。そこから脱して、様々な色合いを楽しむのも、それこそ人生の彩り。ちょっとこれから気をつけてみようと思ったのが、今日一番の感慨。
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(マイノートパソコンと今は無き時計 2005.6 リコー キャプリオGX8)
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