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ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。

 内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。

 

・XP終了に伴い、この日誌の更新ができなくなりました。この日誌の部分は、別のブログに移動します。アドレスは下記です。

 

エキサイトブログ 「金沢日和下駄〜ものぐさ〜」
           
http://hiyorigeta.exblog.jp/

 2008年01月14日
  吉村昭『ひとり旅』(文藝春秋社)を読む
 いつもならもう少し読書ができていたが、この冬休みは、文具ムックを眺め暮らしたので、些かサボリ気味。この本が唯一の読破本となった。
 作者の死後、残り物を集めたエッセイ集。前作で打ち止めかと思っていたら、単行本未発表のものがまだあり、もう一冊編んだといった感じで出ていた。対談なども収録。前作同様、冒頭に津村節子の紹介文がつく。
 短いエッセイが続くが、思い出すままに書き連ねたといった書きぶりのものが多い。何度も書いている話題も多く、新鮮味には欠ける。やはり、作者の意志のもとで編まれた単行本に如くはない。
 しかし、思ったほど雑然とはしていない。妻がつけたタイトル通り、調査を一人で飄々とこなしていく作者の姿が浮かび上がってきて、そこがうまく一冊を貫いている。
 中間部に置かれた得意の歴史について書かれた短いエッセイ群、もともとNHK「ラジオ深夜便」のインタビューだった「鎖国と漂流民」、小沢昭一と昔の芸人について語ってお二人とも楽しそうな対談「なつかしの名人上手」が興味深かった。
[1] 

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 この日記には教育についてのコメントが出てきます。時に辛口のことも多いのですが、これは、あくまでも個人的な感想であり、よりよい教育への提言でもあります。守秘義務や中傷にならないよう配慮しているつもりです。 もし、問題になりそうな部分がありましたら、メールにてお知らせください。

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