総計: 4402348  今日: 3  昨日: 406       Home Search SiteMap Admin Page
  日本近代文学論究
耽美派(潤一郎・荷風)
ベストセラー論
金沢・石川の文学
近現代文学
書評・同人誌評
劇評「私のかあてんこおる」
エッセイ・コラム
ものぐさ
パラサイト
<<前月 次月>>

2013年04月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

 カメラ道楽 
 アイラブJAZZ 
 オ−ディオ帰り新参 
 2004年
11月〜12月
 2005年
1月〜2月
3月〜4月
5月〜6月
7月〜8月
9月〜10月
11月〜12月
 2006年
1月〜2月
3月〜4月
5月〜6月
7月〜8月
9月〜10月
11月〜12月
 2007年
1月〜2月
3月〜4月
5月〜6月
7月〜8月
9月〜10月
11月〜12月
 2008年
1月〜2月
3月〜4月
5月〜6月
7月〜8月
9月〜10月
11月〜12月
 2009年
1月〜2月
3月〜4月
5月〜6月
7月〜8月
9月〜10月
11月〜12月
 2010年
1月〜2月
3月〜4月
7月〜8月
5月〜6月
9月〜10月
11月〜12月
 2011年
1月〜2月
3月〜4月
5月〜6月
7月〜8月
9月〜10月
11月〜12月
 2012年
1月〜4月
5月〜8月
9月〜12月
 2013年
1月〜4月
5月〜8月
9月〜12月
 2014年
1月〜3月

ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。

 内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。

 

・XP終了に伴い、この日誌の更新ができなくなりました。この日誌の部分は、別のブログに移動します。アドレスは下記です。

 

エキサイトブログ 「金沢日和下駄〜ものぐさ〜」
           
http://hiyorigeta.exblog.jp/

 2013年04月12日
  花の流れ
  八日九日の嵐で桜は散ってしまうと思っていたら、頑張って、ほとんど花が残った。多少色は褪せたが、今年は短い年だと諦めていた分、うれしい誤算であった。
 職場には「江戸彼岸八重紅桜枝垂」という珍しい桜がある。要するに彼岸桜系の桜で、花びらは八重、真っ赤に近いピンク色をしていて、枝は枝垂れているという木。これでもかと珍し路線満載で、染井吉野と比べると別の花のように見える。派手で美しく、なんだか中国系美人の印象の花だが、植えられているのは少し奥まった場所で、衆人目をひくというところではないのが、いじらしくもある。主役をはれる女優が脇に甘んじている、そんな感じである。
 木蓮も見頃。枯れ木のように見える寒々とした枝から、大ぶりの白い花が枝に止まっているかのようにぽっこりと咲く。葉の芽は後で。考えてみれば桜もこの順番だが、葉がないところにまず花が咲くのは、植物として珍しい部類なのではなかろうかと、今更ながら気づく。
 サイデンステッカーは晩年のエッセイの中で、定年後、日本の下町に移り住んだのは、次々と咲く春の花を愛でたいからだと書いているが、なんだかわかるような気がする。雪国人も春を実感するのはそうした開花の連鎖からだから。
 歳をとると、あと何回桜見物ができるかなという思いが脳裏をよぎるようになるが、桜だけでなく、私の場合、ハナミズキあたりまでの花の流れ全体が愛おしい。
[1] 

お願い

 この日記には教育についてのコメントが出てきます。時に辛口のことも多いのですが、これは、あくまでも個人的な感想であり、よりよい教育への提言でもあります。守秘義務や中傷にならないよう配慮しているつもりです。 もし、問題になりそうな部分がありましたら、メールにてお知らせください。

  感想をお寄せください。この「ものぐさ」のフォームは、コメントやトラックバックがあるブログ形式を採っておりません。ご面倒でも、左の運営者紹介BOXにあるアドレスを利用下さい。

 

(マイノートパソコンと今は無き時計 2005.6 リコー キャプリオGX8)

 

 

 

 

Yahoo! JAPAN
Toshitatsu Tanabe Copyright(C)2004
EasyMagic Copyright (C) 2003 LantechSoftware Co.,Ltd.
All rights reserved.