ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
・XP終了に伴い、この日誌の更新ができなくなりました。この日誌の部分は、別のブログに移動します。アドレスは下記です。
エキサイトブログ 「金沢日和下駄〜ものぐさ〜」 http://hiyorigeta.exblog.jp/
|
2011年07月10日 :: 墓参り |
|
|
ちょっと早いが、午前中、実父の墓参りをし、午後、義父の初盆があった。初盆と言っても、骨は八月に出身の九州の墓におさめることになっているので、通常の御経とさほど変わらない。 これまで、三十年以上前に祖母を亡くして以来、不幸がなかった上に、その祖母の供養も父方の実家にお任せだったので、特に盆の行事とは無縁な生活をしていた。父が亡くなって、こちらでも執り行うようになったが、それに今年は義父も加わって、結構忙しくなった。来週は父が懇意にしていた方が住職のお寺で盆の法要があり、そちらに出席予定。 数日前、ニュースで「お墓に避難」という見出しを見つけ、読んでみると、震災で避難を余儀なくされ、一時期、家族バラバラだったりした御高齢の女性が、「お墓にひなんします」と遺書に書いて自殺したという。淋しかったのやもしれず、足手まといになるのを厭ったのかもしれず、事故の終息見えぬ国の行く末を憂えたのかもしれず、はっきりしたことは判らないが、いずれにしても、どんな災難がふりかかっても、生きていくことこそ素晴らしいと思うことができなかった気持ちに思いを致して胸がつまった。 炎天下、父の墓に手を合わせ,読経を聞きながら、この遺書のフレーズが頭をかすめた。
|
|
|
|
|
|
お願い
この日記には教育についてのコメントが出てきます。時に辛口のことも多いのですが、これは、あくまでも個人的な感想であり、よりよい教育への提言でもあります。守秘義務や中傷にならないよう配慮しているつもりです。 もし、問題になりそうな部分がありましたら、メールにてお知らせください。
感想をお寄せください。この「ものぐさ」のフォームは、コメントやトラックバックがあるブログ形式を採っておりません。ご面倒でも、左の運営者紹介BOXにあるアドレスを利用下さい。
(マイノートパソコンと今は無き時計 2005.6 リコー キャプリオGX8)
|