ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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2009年02月02日 :: 蒔絵万年筆を買う |
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十年ほど前、塗り物の文箱をいただいた。去年は蒔絵の置物。ここ石川県は、高級な輪島塗、実用品中心の山中塗と、二つの漆器産地をもっており、黒地に金の配色は親しい。 ただ、一部の日本人には既に過去の産物らしく、蒔絵ボールペンを使っていた知人を、異国情緒趣味の外人でもあるまいしと嘲笑するブログを読んだことがある。愚妻も、昨年買った細軸の蒔絵万年筆を職場で使っていたら、中国土産かと言われたそうだ。 先だって、今度は太軸のが特価で売っていたので、自分へのお年玉として購った。普及クラスだが、一応は手書きの品。若い頃だったら、洒落ているとは思わなかったかもしれないが、今の歳の感覚では、これはこれで美しい。 それではと、久しぶりに例の文箱を出してみたが、どこに置くかで迷った。洋式のマンションの部屋に和の箱は調和しづらい。万年筆も乱雑に扱うと花の絵が剥げるのではないかと心配で、がしがしとは使いづらい。家には他に漆のコーヒーカップもあるが、これは飲んだ後の後片づけが大変そうで、仕舞ったまま。 漆ものをどんどん使いたいが、日々、慌ただしく生活している中では、その味わいを楽しめない。余裕のある生活になってはじめて、調度品の美しさを味わえるものなのかもしれない。(つづく)
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