ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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連休中、久しぶりに弓道の練習を二日続けて観た。 今日は、前職場の部員選抜チームを招いての交流試合。学校付設の小さな道場、二射場にして対抗形式をとることも出来ず、雨天時はどうするかの心配もあり、大きな公共道場でする時とは違った課題もあったが、案ずるより産むが易し、射が始まった途端、適度な緊張感に包まれ、お互い締まったいい試合が出来た。実力も伯仲。 的に向って放つ、相手と絡まないスポーツ。わざわざ交流試合などする意味などないのではないかと、以前、対戦型スポーツの顧問から皮肉混じりに聞かれたことがあるが、今日の様子などを見ていると、そうではないことがよく判る。 心落ち着き、時間がゆっくり動く。じっと観ていると、同じ動作の繰り返しの中に、選手の微妙な心理が見えてくる。数時間があっという間にたつ。 終了後、多少の疲労と共に道場の外に出る。急に、騒がしい町の喧噪が秋空にこだまして耳に入ってきた。 星野道夫の文章に、都会であくせく働いている時、地球のどこかで、クジラがゆっくり海面にジャンプしている、そんなことを想像できる人とできない人では何かが大きく違うといった趣旨の文章があるが、そんな気持ちが心をよぎる。 「いつも時間」とは違う時間を過ごす贅沢を味わった。交流試合が有意義だったことも含め、今日はうれしい気持ちで道場を後にした。
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