ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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昨秋、住宅地の中に美味しいお蕎麦屋さんがあることを知り、探して行ってきた。自宅の横に小さなお店を作った夫婦でやっているお店。テーブルにあったファイルにお店の由来が書いてある。ご主人が心筋梗塞で一命を取り止め、体にいい蕎麦を食べ歩いて、一念発起、修業して、会社をやめて始めたという。 そらから程たたぬ頃、書店新刊売り場でこの本を見つけた。作者は、同じく心筋梗塞の大病を患い、定年前に退職して、東京外大に入り直してポーランド語を学んだ人。この本はその報告の第二弾で、現地での留学生活を中心に書いてある。 読みやすい文章で、生き生きと留学の様子・人間模様が描かれている。いわば第二章の人生を単なる「ヒマツブシ」だといいながら、有意義に充実させているのは、実に羨ましい。 以前、亡父から、「お前は、第二の人生に何をするか、あまりこれと言ったものがなさそうだから、考えておいた方がいいぞ。」と脅かされたことがある。職場で偶然そんな話になって、「ないなあ。」と洩らしたら、「あなたには写真があるじゃありませんか。」とお隣に座る同僚に促された。さあて、どうなんだろう。時折熱心になったりするだけで、サークルに入って研鑽これ努めている訳でもないし……。生き甲斐になるかしらん? 「お宅は?」と問い返すと、その方は「俳句」と即答。確かに、常に意識を外に配るので気持ちにも張りがあって、吟詠旅行にもと心身共に忙しそうだ。羨ましいかぎりである。
以上、アップし忘れ、実は昨年読んだ本の感想文である。 この俳句の方は今年三月異動され、異動先で要職に。たった一年前の話だが、そんな会話を交わしたのを、この記事を読んで妙に懐かしく思った。句集の出版を勧めたが、日々、お忙しいことだと思う。
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