ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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平賀マリカ(vo)とトロンボーン四人ユニット早川隆章TーSlidigをゲストにした地元ジャズオーケストラ・ピラミッドの公演を、金沢市民芸術村パフォーミングスクエアで聴く。知人がメンバーにいて、一週間ほど前、夕飯買い物中のスーパーマーケットでばったり会い、このコンサートの話になって、レジに並びながら、即、チケット代金を払っていたというなんとも地元チックなご縁。 第一部はピラミッドオンリー。スタンダードを交え、モンクやパット・メセニーの難曲。第二部から登場したトロンボーン隊は、「スペイン」の例の早いパッセージを楽々こなし、さすがプロと冒頭から観客を唸らせる。「ムーンライトセレナーデ」も軽快で巧妙なアレンジ。この楽器特有のもたつきがない。 このトロンボーン+ピラミッドのリズム隊にのせて平賀が登場。曲は自家薬籠中の「シナモン+グローブ」「イパネマ」などラテンフレーバーなナンバーや「NYステイト・オブ・マインド」など。 第三部は、フルバンドに戻る。今年、平賀がデュークエリントン楽団との競演アルバムを発表したので、その縁で現地楽団をバックにエリントン・ナンバーを並べるという趣向。曲は「イン・ア・センチメンタルムード」など超有名曲が並ぶ。彼女の生は二回目。前回はカーペンターズ中心だったので、ジャズとしては物足りなかった。今回はビッグバンド伴奏の大スタンダード大会で、彼女の持ち味発揮といったところ。油がのりきって今や日本の女性ジャズボーカルのトップランナーである。アンコールは勿論これ!といった感じで、総出の「A列車で行こう」。 盛り沢山な内容で、譜面など東京〜金沢間の打ち合わせに労力がかかったろう。練習を欠かさず、低音から高音まできっちり出ているこの楽団の美点が感じられて好ましく、高校まで金沢だったという早川の独走爆裂トークも会場の笑いを誘い、和やかさ満点のコンサートだった。
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