ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
・XP終了に伴い、この日誌の更新ができなくなりました。この日誌の部分は、別のブログに移動します。アドレスは下記です。
エキサイトブログ 「金沢日和下駄〜ものぐさ〜」 http://hiyorigeta.exblog.jp/
|
2012年09月22日 :: 筆箱の中身 |
|
|
数年前、高畑正幸他著「筆箱採集帳」(ロコモーションパブリッシング)なる文具本を買った。ただただ人の筆箱を紹介する内容で、よくこれで本になるものだと思った覚えがある(そう言って、結局、買っているんですが……)。 人の筆箱を覗くのは面白い。色々な職種の人が、如何にもそれらしい種類の文房具や仕事道具を入れている。この本を買った当時は万年筆とペンケースが気になっていたので、そればかり見ていたのだけれど、今回、シャープペンシルや鉛筆に興味を持って、その目でもう一度見ると、前回気がつかないその人なりの「こだわり」(!)が感じられて面白かった。0.5mm芯でない人が多いのがその証拠。日本人はほとんど何の考えもなく0.5のはずだから。 見れば見るほど一本一本吟味し尽くされているものばかりで、それが各頁バラエティ豊かに並んでいるので、ちょっと普通ではない特殊な人たちに固執しすぎているようにも感じていた折も折、今度は「趣味の文具箱」第23号に、銀座の路上で貴方の筆箱見せて下さいという企画があり、それで、ごく普通の人が外出中にどんな筆記具を携帯しているのかが判って面白かった。裸一本の人、高級路線の人、てんこ盛り路線の人……。その人の趣味がはっきり出る。 移動の際は鞄に一本だけの私だが、もしも取材を受けたらと仮定して、手持ちのもので筆箱の中身を想像してみた。まず、筆箱自体はノックスブレインの革物で。万年筆はいくつも候補はあるが、最古参に敬意を表し、年代物のパイロット・エリート、それに、現在激務中のゼブラ・シャーボX。これで黒ボールペン、色ペン、シャープペンシル単体を代替させる。あと、カートリッジ式で長く使える三菱鉛筆製の黄色マーカー、ぺんてるあたりの油性お名前ペンの計四本。それに定規と消しゴム。これで充分。 考え中に、減らそう減らそうという意識が湧くので、どうやら、自分はあんまりじゃらじゃらと持ち歩くのは好きでないタイプのようだと気づく。これを基本にして、TPOに応じて多機能ペンの代わりに単体もの数本にしたり、鉛筆フォルダーを加えたりすればいい。 いずれにしろ、色々想像するのは楽しかった。 ということで、現在、筆記具知識再度増殖中。ますますテレビチャンピオン「文具王」の高畑氏に近づいている?(笑)
|
|
|
|
|
|
お願い
この日記には教育についてのコメントが出てきます。時に辛口のことも多いのですが、これは、あくまでも個人的な感想であり、よりよい教育への提言でもあります。守秘義務や中傷にならないよう配慮しているつもりです。 もし、問題になりそうな部分がありましたら、メールにてお知らせください。
感想をお寄せください。この「ものぐさ」のフォームは、コメントやトラックバックがあるブログ形式を採っておりません。ご面倒でも、左の運営者紹介BOXにあるアドレスを利用下さい。
(マイノートパソコンと今は無き時計 2005.6 リコー キャプリオGX8)
|