ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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2007年02月12日 :: 運命論者 |
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ぜんぜん当たらないお年玉年賀状の当選確認をしながら思い出した。 一時期、出す懸賞出す懸賞、どんどん当たった時期があった。宅配便がやってきて、本人も何に応募したのかわからない賞品を手渡される。特に、一等の商品を狙ったにもかかわらず三等がやって来た時など、自分とその賞品との無関係さにいささか面喰らった。 そこまで当たるならと、調子に乗っておふざけをした。人が懸賞出そうとしているを見つけると、しゃしゃり出ていって、奇術師Mr.マリックのハンドパワーよろしく、その応募葉書に手をかざして、「これで、あたりますよ。」とおまじないをしていたのである。新興宗教の教主様みたいに……。 それも徐々に当たらなくなった。私はもしかしたら、あの時、人生の幸運を使い果たしてしまったのかもしれない。今思うと、懸賞なんぞではなく、もっと他のことで幸運の神様が微笑んでくれているとよかった。 そんな経験があったので、私は、人間、人生のどこかに必ず強運の季節が訪れるという運命論のような気持ちを持つようになった。この考え、賛同いただけるだろうか。 そんな私が、先頃、何の気なしに雑誌の懸賞に応募したら、秋田の地酒「太平山」が送られてきた。本当に久々ぶりの「ご当選」である。 ビンの封を切って、麹の香りに、どこかに強運時代の余香でもついていないかと鼻で探りながら、グイッと杯をかたむける。 それで、お前、運命について、どんなゴタクの続きを並べるつもりかって? いやいや、違う。この文章は、お酒が当たって大バンザイといいたいだけである。
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