ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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2008年09月05日 :: 清水義範『行儀よくしろ。』(ちくま新書)を読む |
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「文化の崩れを正す教育」という題を考えていたが、急にこの言葉を思いついて使ったとある。文化はしっかり伝承すべき、社会全体で教育していかねばならぬと繰り返し述べていて、まさにタイトルに言いたいことは集約されている。 行儀とは、「広辞苑」によると「立ち振る舞いの作法」のことだという。もちろん、ここでは、個人のそれを含んだ、もっと社会的な意味で使っている。腰帯に「正論」であると書いてあるが、中年以降の世代の、若者に対する感慨と批判は、この方が縷々述べているあたりが最大公約数であるような気がする。 読んでいて、何だかガッコウの国語のセンセあたりがいいそうなことが満載されているなあと思っていたら、筆者は教育学部の国語学科卒とのこと。彼の同級生の多くは、実際、国語のセンセやっているはずである。まさに御同業。題材が個人的にあんまり新鮮な感じがしなかったのはそのせい。
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