ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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劇の衣装を借りるために舞台衣装レンタルショップに行った。ナビは金沢校外の工業団地内を示している。客商売のお店がそんな場所にあるのは変な感じがしたが、行ってみると、実際、工場や会社の合間にある町工場の二階といった風情。戸を開けたら、ちょうど剣劇か舞踊の芝居の役者さんが衣装合わせ中だった。ここは元来は劇団で衣装レンタルもしているということらしい。中は宴会出し物クラスの簡単なものから、本格的ステージ衣装、日本髪カツラまで雑然と倉庫に突っ込まれているといった印象。 人は違う衣装を着ることで別の人間になる。一緒に行った生徒はその迷路のような異空間にえらく盛り上り、肝心の衣装探しそっちのけでこんなものがあると目を輝かせていた。 プロ用の店が金沢にあること自体が初耳だった。今後、使うこともあるかもしれない、覚えておこうと思ったが、考えてみれば、後定年まで一桁、何度お世話になることか。それでも、観たこともない世界にちょっと触れて、今年、印象に残ったことのひとつだった。 勤務校では、上級生が戸外で劇をする。短期間で一本仕上げる。かつて演劇部顧問を数年していた身からすると、到底不可能のようなタイムスケジュールで、それでもちゃんと出来上がる。通しが出来ていないまま本番を迎えるチームもあるが、なんとか本番はさまになっている。集中力と瞬発力。若さならではである。 夏ばて気味の私は、暑さの中、練習一本見守るだけでクラクラした。若い頃には何とかなったことも、この歳ではそれなりの負荷を感ずる。もっと彼らをサポートできないものかと思っていたが、するべき仕事をしているだけで日々が過ぎた。 劇は成功。ただ、炎天下、芝居を見続けたので疲労困憊した。翌日の代休午前は、家の冷房全開でじっとしている。午後、久しぶりにジムに行ってピラティスで体をほぐす。ここもクーラー強冷。 今年は戦後最高の暑さだそうで、平日の町の人出は少ない。日本人は今、体調維持を最重要案件にして生きている。それで手一杯。そんな夏がまだ続く。
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