ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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東山魁夷に引き続き、本館である長野県信濃美術館の上記特別展を鑑賞。 原田の絵は、一言で言えば、日本の古里の原像をつなぎ止めようとする素朴画。今はほとんど失われている日本の田舎の風景を、顔のない人物の点描と共に描き出している。ねらいははっきりしており、判りやすく親しみやすい。絵はわざわざ広角レンズ風に歪曲していてファインダー的な視点を感じるが、ビデオを見ると、彼の取材もまさにその場所に行ってカメラに収めるところからスタートするようなので、画家にとって違和感のないゆがみなのだろう。彼の描いた絵本も素敵であった。我が地元鳥越村の蓮畑の絵があって作品中でも人気だという。そこでその絵葉書を購った。 個人的には、ニューヨークのセントラルパークの緑を中央に置いた超広角風の絵がよかった。周囲にビルを配しつつ、全体が緑のカリフラワーのようで、もこもこと膨れあがっているように見える。日本の古里ばかりでなく、こうしたモダンなモチーフの作品がもっとあってもいい気がした。
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