ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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今年になって、お世話になったお店などで、また、やめたところが多い。 前の職場でお世話になったガソリンスタンドが更地になっていた。文化祭の模擬店のガスボンベのことでおつきあいがあったのは十年以上前のこと。三年ほど前に再度依頼したら、もうガスの仕事はやめたとのことだった。近年、ガソリンスタンドの廃業が目につく。あのおやじさんは、今はどうされているだろう。 以前、何かあるとよく行っていた医院、これもビルを解体しているのを発見し、程なく更地になった。私の子供の頃から開業されていたので、ご年齢から考えるにご商売自体をお辞めになったのだろう。今そこは幾つかに区切られ、住宅分譲地になった。 長年お世話になっていた新聞販売店、今度ご商売をやめて、別の販売店の販売区域にかわるという。新聞社主催のチケットなどで便宜をはかっていただいた。 そして、結構ショックだったのは、スキーの定宿だった妙高高原のペンションさん。スキーが出来なくなっても、夏の行楽で使っていた。もう二十年以上のお付き合い。暑中見舞いの葉書が来て、既に三月で閉めたという。今後もずっと長くお付き合いできるものと思っていたので、楽しみにしていた行き場がひとつなくなった感じで淋しい。 お世話になった方々が仕事をやめていかれる。有為転変は世の習いとはいうが、それでも一抹の淋しさを感ずる。「縁」の離れていく淋しさとでも言うべきものかもしれない。 先日、英語の先生がALTにお盆休みの説明をしていて、「なんでお盆っていうのだろう?」と言ったので、「それはね。」と説明してあげた。「盂蘭盆会の略でね、釈迦の弟子が、自分の母親が地獄で苦しんでいるのを観て悲しみ、お釈迦様に相談したらね……。」云々。 その方に博識と誉められたが、なあに、タネを明かせば、父の死後、お坊さんの御法話を聞くことが多く、パンフまで頂いているので、自然に知識として授かったのである。習ったばかりの知識を横流し。 でも、文章書いていて「縁」なんて言葉がふと思い浮かぶところを見ると、日本人は、本人が気がつかないところで、色濃く仏教的世界観で生きているのだなという気がする。
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