ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
・XP終了に伴い、この日誌の更新ができなくなりました。この日誌の部分は、別のブログに移動します。アドレスは下記です。
エキサイトブログ 「金沢日和下駄〜ものぐさ〜」 http://hiyorigeta.exblog.jp/
円高の影響で輸入CDが安くなっている。八百円台からかつての名盤が揃うので、ネットでまとめ買いを何度かした。 今秋、ポピュラー系のコンサートに足を運んだので、そういう気分になり、CD選びのジャンルを広げてみた。その中で、今、夜のお伴によく聴いているのはシャーデー(Sade)のベスト盤。「スムーズ・オペレーター」がいい曲だと思っていて、それで買ったのだが、ライナーを読んで、流行ったのが一九八四年であることに驚いた。気になってからもう二十七年たっている。私にしては最近の人のCDを買ったつもりになっていたのに、三十年近く前とは! 無理もない。七〇年代後半からはジャズ・フュージョン中心に聴いてきたから、そのあたりでヒットチャートがさっぱり判らなくなっている。栄枯盛衰激しいこの世界で、もう二昔前のヒット・グループであったことを、CDを買ってはじめて知った(そもそも、彼女の名を冠したユニット名であることさえ知らなかった。)。シャーデー・アデュ(Sade Adu)がお幾つなのか調べると、今、五十歳代の中年、私とまったくの同世代であった。昨年、新作が十年ぶりに出たらしい。 何も知らないまま、トンチンカン気味に買ったのだが、あの紗がかかったようなミステリアスなボーカルにアダルト・コンテンポラリー色の濃いバックサウンドが何とも心地よい。よく聴くと声の質自体は細く、シャウトに不適なひ弱さを感じるものの、何も声量とテクニックで聴かせるばかりが能ではない。夜、ボサノバを小音量で聴くのと同じ感じで彼女の声を流している。 ある程度の歳になったら、ガンガン行くのよりこんなのがいいですね。
|
|
お願い
この日記には教育についてのコメントが出てきます。時に辛口のことも多いのですが、これは、あくまでも個人的な感想であり、よりよい教育への提言でもあります。守秘義務や中傷にならないよう配慮しているつもりです。 もし、問題になりそうな部分がありましたら、メールにてお知らせください。
感想をお寄せください。この「ものぐさ」のフォームは、コメントやトラックバックがあるブログ形式を採っておりません。ご面倒でも、左の運営者紹介BOXにあるアドレスを利用下さい。
(マイノートパソコンと今は無き時計 2005.6 リコー キャプリオGX8)
|