ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
内容は、文学・言葉・読書・ジャズ・金沢・教育・カメラ写真・弓道など。一週間に2回程度の更新ペースですが、休日に書いたものを日を散らしてアップしているので、オン・タイムではありません。以前の日記に行くには、左上の<前月>の文字をクリックして下さい。
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2011年08月03日 :: 七尾へ夏旅行 |
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二十三回を数える「モントルー・ジャズ・フェステバル・イン能登」。仕事とかぶって、これまで行きたくても行ったことがなかったが、今年、夫婦共々なんとかなりそうだったので、特休をそこにまわして、能登観光かたがた一泊でフェス初日を聴きに行くことにした。七月二十九日、三十日のこと。 まず行ったことがなかった能登空港へ。時間に合わせて、着陸〜給油などの整備作業を見学フロアから見学。パンフをもらい、まるで県外から飛行機でやって来たかのように旅行をスタート。次に能登ワインのワイナリーを見学。五年前に出来た新しい蔵だそうで、貯蔵タンクや樽を案内して下さる。 南下、能登島に渡り、ガラス美術館へ。昨夏、ガラス工房へ寄っただけで美術館は見損ねていたので、今回はじっくりと鑑賞。今回で五,六回目の訪問となる。いつの間にか新館が増設されていた。 特別展「鏡のアート」は、万華鏡や鏡のマジックの展示が面白く、子供も充分楽しめる内容である。万華鏡といっても、作家が造ったオリジナル芸術作品としてのそれで、外観を楽しみ、覗いても楽しむという趣向。触れてもOKなので、ぐるぐる動かして百花繚乱、幻想の視覚を楽しむ。 また、新館に展示されていた富山の本郷仁なるガラス作家の作品は、ギミックに溢れていて仕掛けが楽しい。自分の顔が蜂の巣状に山ほど現れ驚くパラボラ状の鏡や、鏡を貼った閉空間の中央に立つことで、無限の空間を観ることができる作品など、参加型の作品が印象的であった。ゆっくり巡る鏡のオブジェによって反射が四方に散らばる作品では、移りゆく光の景色が美しく、しばしソファに座って見とれる。 泊りはそのまま能登島向田の民宿。隣の神社では島の男達がキリコを作っている真っ最中。火祭りの前日だったことを知る。向田の火祭りは、十数年前、写真部の顧問研修に参加させてもらった折り、撮影した覚えがあり、懐かしい。 夜、主人が真っ暗な海に光る海ホタルを見に連れて行ってくれる。海中に蛍のようにぽっと点滅する光が美しい。はじめて見る美しい漆黒の闇の中の景色。まったくいきあたりばったりで予約したために経験することができた想定外のお楽しみであった。(つづく)
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