ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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2011年12月12日 :: 泡盛を飲みながら |
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沖縄から戻った愚妻の土産話を聞く。私が沖縄に最後に行ってからもう二十年がたつ。だいぶ様変わりもしているようだ。昔行った東南植物楽園はすでに休園しているという。 一九七五年、沖縄振興の目的で鳴り物入りで行われた沖縄国際海洋博覧会跡地の海洋公園も、水族館のほうは人気らしいが、未来の海上都市をイメージして建造された半潜水型浮遊式海洋構造物「アクアポリス」は撤去されてもうない。 私が訪れた時、既に錆のひどい老朽施設の感じが強く、うら淋しい雰囲気が漂っていた。閉館のニュースは知っていたが、今調べると、それは一九九三年(平成五年)のことで、維持管理に莫大な費用がかかり、結局、スクラップにされたとのこと。あの時、博覧会がアピールしたバラ色の海洋未来の夢は、塩水に弱い鉄の錆という実に当然の現実の前に二十年も保たず萎んだことになる。 反面、那覇の庶民の台所、牧志公設市場は今も変わらず元気一杯のようで、愚妻はその二階で沖縄の庶民料理を一品ずつ注文して食べてきたという。 先だってのコンクリートと木造の話ではないが、残るものと滅び去るもの。その時その時には判然としないが、思った以上にさっさと勝敗がつくもののようだ。
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(マイノートパソコンと今は無き時計 2005.6 リコー キャプリオGX8)
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