ものぐさ 徒然なるままに日々の断想を綴る『徒然草』ならぬ「ものぐさ」です。
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2011年12月13日 :: 牡蠣の解剖 |
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今年度後半は三年ぶりに理科授業の手伝い的な仕事をしているので、実験や理系業種の社会見学に立ち会うことが多い。 十一月には、生徒みずからラットの解剖をするのに立ち会い、一緒に臓器を観察した。実施後のレポートでは、勉強のためにメスを入れて殺すことに抵抗があったと多くの感想にあった。命の大切さを思い、よい体験をしたとしなければならないという心が伝わってきた暖かい作文が多かった。 先日は牡蠣貝の心臓の観察。アドレナリンなどを点滴することで、心臓の鼓動の変化を観る実験。私は牡蠣の開け方を知らない生徒に開け方のコツを教えた。 大昔、能登に一泊し、牡蠣食べ放題を経験して以来、そんなに牡蠣の殻を開ける経験が多いとも言えないが、持つのもはじめての生徒に較べると、次から次へと開けまくった経験がものをいう。あの時は、殻がバケツに一杯になった。準備段階での試し開けも一発合格で、本番の指導も恙なく出来た。授業最初の紹介で、殻開けのベテランみたいなことを言われ、ちょっと苦笑い。どんな経験が教育活動に活きてくるのか判らないものである。 殻を開け、心臓を包む嚢を切開し、薬品をかけて心臓の心拍数を測る。心拍数は人間に較べ、かなりゆっくりである。どれもこれも能登産の見事な牡蠣で、それが沢山使われた。 私が指導教官なら、生徒に、ハイ、次は酢をかけてみましょうと指示する。ハイ、次は柚を摺ってパラパラとかけましょう。 ハイ、これで美味しい「牡蠣酢」の出来上がりです。
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